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【GRACHAN】三上ヘンリー大智、POUNDOUTでの試合消滅から1カ月半、元ROAD FCミドル級暫定王者イム・ドンファンと対戦。ライト級でともに2連勝中の岸本篤史vs.藤村健悟が王座戦線生き残り戦=8月10日(日)有明

2025/07/11 22:07
 2025年8月10日(日)東京・有明のTFTホール500にて開催される『GRACHAN75』の一部カードが発表された。  メインカードはミドル級の日韓国際戦。三上ヘンリー大智(EXFIGHT)が、韓国の元ROAD FCミドル級暫定王者イム・ドンファン(Team Strong MMA)と対戦する。 ▼ミドル級 5分3R三上ヘンリー 大智(EXFIGHT)4勝2敗イム・ドンファン(Team strong MMA /ROAD FC推薦)6勝8敗  三上は、22年8月のEXFIGHT.5から24年2月のGLADIATOR CHALLENGER SERIES 01まで怒涛の5連勝。25年1月にフランスHexagone MMA 23に参戦し、コンテンダーシリーズに出場したマテウス・デュクロとHXMMAミドル級タイトルマッチ(5分5R)で対戦。13kgの水抜きを行い、試合に臨むもコンディション調整に苦しみ、デュクロの打撃から組みのシフトに5R判定負け。  25年6月22日のPOUNDOUT02のメインで因縁のイ・イサクとの試合で再起戦が組まれていたが、イ・イサクが体調不良により来日できず。三上の試合は直前で流れていた。  その三上と対戦するのは、韓国のイム・ドンファン。ステップインからの思い切りのいい打撃と強い組みで、ROAD FCミドル級暫定王座についている。  2023年10月1日の『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』ではスダリオ剛を相手に2階級上のヘビー級で対戦し、3R TKO負けも果敢に挑んだ。  その後、ROAD FCで本来のミドル級で戦い2連勝。24年12月のラ・インジェ戦で4R TKO勝ちでミドル級暫定王座についた。25年3月のROAD FC 72では前に出続けるもファン・インスにさばかれ右カーフを蹴られて判定負け。暫定王座から陥落している。GRACHAN初参戦。 「強くなるためには強い人と戦う」という三上は、約1カ月半で再び試合に向けたコンディションを作る。韓国の同じ29歳を相手に、再び対世界に向けて反撃の狼煙を上げるか。 [nextpage] ライト級で岸本篤史vs藤村健悟 ▼ライト級 5分2R・延長1R岸本篤史(BRAVE GYM)11勝9敗3分藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)8勝6敗2分  ライト級ではともに2連勝中の36歳ベテランの岸本篤史と、24歳の藤村健悟が対戦。岸本は3月大会で新鋭・草訳駿介のヒザ蹴りを受けながら、得意のボクシングにテイクダウンを織り交ぜて判定勝ち。「勝ったり負けたりのなか応援ありがとうございます。一回タイトルマッチも経験させてもらっているんですけど、いま連勝できているのでまた僕もそこにからめるように頑張ります」と、王座戦線にからむとしていた。  対する藤村は、3月大会でグラップラーの高橋正寿を相手に組みで競りながらもトップを奪取、延長戦ではバックも奪い判定勝ち。続く6月のPOUNDOUT02(U-NEXT配信)では、パワフルな八木敬志にもテイクダウンを決めてスクランブルでも上に。完封勝利している。  精緻な打撃を武器とする岸本にとって、鬼門といえるスタイルを持つ藤村は、ライト級王座戦線にからむためには越えなければいけない壁。藤村にとってもテイクダウンからスタンド勝負に持ち込む岸本の組みの進化のなかで、その先を見せて上回れるか。 ▼ヘビー級 5分2R・延長1Rハシモト・ブランドン(JAWS WEST)大場慎之助(パラエストラ東京)  また、ヘビー級では、パワーを武器にするハシモト・ブランドンが、24年11月の韓国Fighter100 Club 002での判定負けから再起戦。5月に上野勇貴をギロチンチョークに極めた大場慎之助と対戦する。  さらに、フェザー級・バンタム級・フライ級・ストロー級に若手選手たちが揃い、特にバンタム級では3カードが組まれるなど、次世代を担う存在が主力争いに名乗りを上げる。 [nextpage] 『GRACHAN75』決定カード ▼第8試合 ミドル級 5分3R三上ヘンリー 大智(EXFIGHT)イム・ドンファン(Team strong MMA /ROAD FC推薦) ▼第7試合 ヘビー級 5分2R・延長1Rハシモト・ブランドン(JAWS WEST)大場慎之助(パラエストラ東京) ▼第6試合 ライト級 5分2R・延長1R岸本篤史(BRAVE GYM)藤村健悟(和術慧舟會TLIVE) ▼第5試合 バンタム級 5分2R・延長1R武田勇輝(Master Japan Tokyo)小松原翔太(リバーサルジム武蔵小杉所プラス) ▼第4試合 フライ級 5分2R・延長1R三澤陽平(TRI.H Studio)二之宮徳昭(クロスワンジム湘南) ▼第3試合 バンタム 5分2R・延長1R野澤海斗(Master Japan Tokyo)尾川太陽(THE BLACKBELT JAPAN 千葉) ▼第2試合 バンタム級 5分2R・延長1R牧瀬武蔵(TRI.H Studio)大村友也(X-TREME EBINA) ▼第1試合 ストロー級 5分2R・延長1R樋口幹太(FIGHT FARM)尾崎 蓮(bloom) 【中止】▼フェザー級 5分2R延長1R佐藤藏ノ介(リバーサルジム立川ALPHA)倉水大輝(ストライプル新百合ヶ丘)※佐藤が負傷欠場により試合中止
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