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インタビュー

【K-1】藤本京太郎以来14年ぶりのK-1ヘビー級王者へ、挑戦者K-Jee「忘れられたベルトの価値を、勝って俺が高めていく」

2025/07/10 21:07

無差別級覇者マチャドとやりたい


――今回は、ロエル・マナート選手が持つタイトル挑戦になります。

「あいつ、まだおったんかいと(笑)。自分の疑問としては、ヘビー級トーナメントを毎回やるのか、今回のタイトルはどうなるのか。突っ込みどころがたくさんあり過ぎる」

――ヘビー級のタイトルは、これから普通に防衛戦をすることになるはずです。

「これまで動いていなかったのに(笑)」

――コロナ禍とか、いろいろな状況があったからでは。

「それは、そうなんだろうけど、コロナ禍の後も普通に外国人が試合はしていますけどね。まあ、べつにいいけど(笑)。でも、トーナメント一回戦で負けた俺がタイトル挑戦でいいのかなとは思いました。だったら、マチャド選手がロエル選手とやった方がファンも納得するのかなと」

――福岡大会なので、やはり地元の日本人が挑戦する方が盛り上がります。

「ただ俺は結果を出していない状況なので、与えられたことを全力でやるしかないんで受けましたけど」

――タイトルマッチで久しぶりの試合となるロエル選手。K-Jee選手にとって、いい条件が揃っています。

「でも正直、欲しかったベルトの形ではないですよ。最強を目指していて、これをとったら最強だと自慢できるのがベルトですよね。それが何年も放置されていて。しっかり管理して欲しいなとは思います。忘れられたベルトだったので。ただ、ベルトの価値は持っている選手が高めていけばいいので、今回勝って俺が高めていく。それでいいかなと気持ちを切り替えました」

――ヘビー級は相手が少ないため、放置されていた面もあるかと思いますが、これで動き始めることでしょう。

「自分はここで勝って、マチャド選手とやりたいですね」

――マチャド選手に拘りがあるんですか?

「WGPで優勝していますからね。理由は、それだけです」

――ちなみにロエル選手との試合は、どんな内容になると思いますか?

「蹴りもパンチもバランスがいい選手ですよね。打ち合ってくれるとは思いますが、穴が少ないからやりにくいかなとは思います」

――最後に、地元九州のファンに対してメッセージをお願い致します。

「これまでは会場に来れなかった人も多かったでしょうけど、目の前で見る迫力を楽しんでもらえればと思っています。ぜひ、会場へ来て迫力を楽しんでください!」

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