会場のイメージ図を公開する山口代表
2025年8月29日(金)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.56』の記者会見が、7月9日(水)都内にて行われた。

山口元気KNOCK OUT代表は「8月大会は特別な大会にするつもりです。ビッグマッチと同じ代々木のようなスケールでやっていきたい」と、後楽園ホールに三面LEDを設置したステージ、花道を作り、照明やレーザーなどの光の演出も豪華に。また、福島・KNOCK OUTアリーナ常葉で開催の『KNOCK OUT REBELS SIRIES』で使用している八角形リングを設置する。

BLACKルールの試合も行われるがUNLIMITEDルールとREDルールの試合が中心となり、平日とあって19:00からの本戦開始を予定。「格闘技ファン、キックファンが行きたいと思うようなカードを組んでいます」(山口代表)とした。

6月の『THE KNOCK OUT』で初のREDルールに挑み、見事KO勝利を収めた第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がREDルールでの2戦目を行うことが決定。「対戦相手は調整中ですが、非常にいい相手を用意できそうです。キックボクシングファンが“おっ!”となる相手が用意できると思います」という。

同じく6月大会で重森陽太をKOし、KNOCK OUT-REDライト級王者となったゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)の王者としての第一戦も行われる。対戦相手については「対戦候補はいるんですが、ゴンナパーとやってみたいという心意気がある選手は名乗りを上げてもらってもいい。ぜひ我こそはという選手に名乗り上げて欲しい」と、対戦相手の公募もするとした。

また、7月20日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.55』で決まっていた王者デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs.挑戦者エイ・マムリンプートング(カンボジア/クンクメール)は、「デンサヤーム側から、昨今のカンボジアとタイの戦争状況によって、上からカンボジアの選手と試合をするのはやめてくれとのお達しが来ました。この試合の中止は2回目ですが、今回は国際情勢の関係からこの試合はなくなります。エイは来日し、REITO BRAVELY(BRAVELY GYM)選手が手を上げてくれました」と、KNOCK OUTで1勝1敗、KOSスーパーフェザー級王者&M-1 JAPANライト級王者のREITOが代替え選手としてエイと戦うことに。
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R延長1Rで、山田真子(GROOVY)との対戦が決まっていたNao(AXGYM)は負傷欠場。代替え選手として菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)と山田の対戦が決まった。
オープニングファイトのKNOCK OUT-REDスーパーフライ級3分3R、渡部惺(KNOCK OUT クロスポイント大泉)vs.そら・BAAN RAMBAA(K-1 GYM RING TAIKOH)は、そらの負傷欠場でこの試合は中止となった。
同大会は日本vs.タイ、カンボジア、ロシアの5vs.5マッチがメインカードとなる。



