2025年6月27日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.177』。
第1試合のKrush女子フライ級3分3R延長1Rで、小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を2R1分8秒、レフェリーストップによるTKOで破り木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)がデビュー以来の3連勝を飾った。
試合後のマイクでは「そろそろベルトに絡みたいのでご検討をお願いします」と、タイトルマッチにつながる試合をやりたいとアピール。この件について、大会後の総括で宮田充K-1プロデューサーが見解を述べた。
まず試合について「木村萌那は強いんだなってのは見せてもらったと思いますね。K-1ジム目黒の内田会長とも話したんですけれど、どんどん試合はやるでしょうし、まだちょっとタイトルマッチは早いのかな。本人はもうちょっと先って思ってるかもしれないけれど」と、木村の強さを感じたとする。
タイトル挑戦のタイミングはとの質問を受けると「チャンピオンが受けて、木村がやりたいってなれば僕は8月のチャレンジャーは木村でも面白いと思いますよ」と、8月23日(土)東京・後楽園ホール『Krush.179』での初防衛戦が決定した、Krush女子フライ級王者・池内紀子(POWER OF DREAM)の挑戦者に抜擢してもいいという。
「キャリアの浅い選手はジムさんがもう2~3戦やらせたいっていうのはあまり強要できないんですよ。僕は提案してみようと思いますけれどね。普通に後楽園で見たお客さんは、木村がタイトルマッチやったら面白いんじゃないのって。もうちょっとキャリアを積んだらもっと強くなる、良くなるってのはあるかもしれない」と、所属ジムの意向として“まだ早い”と判断されれば強要は出来ないが、提案はしてみたいとした。
「ただ、池内選手は池内選手のジムの意向もあるから、じゃあ受けて立つってなれば決まるんでしょうけれど。僕はありかなと思いますけれどね。まだ調整している段階で、海外の選手で行こうかなと思ってるとこですけれど」と、王者側の意向もあるため今回は海外からの挑戦者になるかもしれないと語った。
いずれにしても、木村がタイトルに挑戦するのはそれほど先とはならないようだ。