コム(左)と小林が3度目の対戦をタイトルマッチで迎える
2025年6月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 189』の前日計量&記者会見が、28日(土)都内にて14:00より行われた。
メインイベントのRISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)と挑戦者の同級1位・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)は共に51.75kgでパス。

タイトルマッチ調印式を終え、小林は「やっとこの日が来たって気持ちです。テッサ選手は凄く仕上がっていて、対面してみて強い選手だと感じました。だからこそしっかり超えて、自分に勝って勝ち切ってメインを締めくくってベルトを持ち帰りたいと思います」との意気込み。

コムは「日本に戻ってこれて試合が出来ることを楽しみにしています。準備してきたし、自分がより良い選手だということを見せるのが楽しみです。このベルトは私の物、私が持って帰ります」と、小林にベルトは渡さないとした。

同じ相手と3度(過去2回はコムが勝利)も戦うのは初めてだというコムだが「もう2回勝っているので、もう1回勝つだけ」とクールだ。

小林は「強い選手ですし、仕上げきって来るのは想定していたので想定内。向かい合った時も、そうそうこういう目をしている、と雰囲気を想定してきました。だからこそ今回は自信があって、やっと明日、超えられると思います」と、コムは全て想定内だったとし、勝利に自信があるとする。

その自信の一番の根拠は、と聞かれると「この日が来るまでのトレーニング内容。毎日テッサ選手のことだけを考えてきたので、それが凄い自信になっています」と打倒コムのことだけを考えていきてきたからだとした。
3度目の対戦については「私、今回33戦目で、愛三で三も入っていて、ばあちゃんも3が大好きで凄く縁を感じています。最後には3度目の正直と言い切りたいし、自分がそうします」と、3をラッキーナンバーと捉えているようだった。



