キックボクシング
ニュース

【KNOCK OUT】新王者の津崎善郎がタイ人選手相手に第一戦、山田真子vs.Naoの女子初対決も決定

2025/06/24 16:06
【KNOCK OUT】新王者の津崎善郎がタイ人選手相手に第一戦、山田真子vs.Naoの女子初対決も決定

5月大会で執念の王座奪取に成功した津崎(右)

 2025年7月20日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.55』の追加対戦カードが発表された。

 スーパーファイトとしてKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者・津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)vs.ファ―ワンマイ・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム)が決定。


 津崎は元ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持ち、2020年9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ち。2022年12月にはクンタップと第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦を争ったが判定で敗れた。2024年2月、MASATO BRAVELYとKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座決定戦を争い、判定勝ちで暫定王座に就いたが12月の統一戦でクンタップに敗れた。クンタップとは4度目の対決となった2025年5月、ついに判定で破りクンタップから王座を奪取した。戦績は17勝(5KO)14敗2分。

 ファ―ワンマイは身長182cmで20勝9敗2分。左右にスイッチするタイプ。

 王者としての第一戦を迎える津崎。オープンフィンガーグローブ着用のヒジ・ヒザありルールでムエタイ撃破なるか。

 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R延長1Rで、山田真子(GROOVY) とNao (AXGYM)が対戦。


 山田はキックボクシングでJ-GIRLSアトム級王座、プロボクシングでWBO女子世界ミニフライ級王座に就き、キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退。

 2019年11月に復帰して無敗記録を更新していたが、2021年3月のK-1でMIOにダウンを奪われプロ格闘家人生初の黒星を喫した。その後は外国人選手も含めて4連勝。2025年2月、KNOCK OUT初参戦でぱんちゃん璃奈と対戦もドロー。戦績は13勝1敗3分。

 Naoは2023年3月のNJKFミネルヴァでプロデビューし、Marinaに勝利。6月のNJKFでは元ラウンドガールのAZUを左ヒザ蹴りで2R KO、8月の『GLEAT VER.MEGA』両国国技館大会では女子プロレスラーの福田茉耶も3R TKOに降し、無敗のまま5戦目でNJKFミネルヴァ アトム級王座まで一気に駆け上がった。

 2024年6月のフランス遠征で初黒星を喫したが、12月に紗依茄を初回KOに葬り王座防衛に成功。今年3月にはWMC日本女子ピン級王者MIREYに判定勝ちするなど国内では無敗を誇っていたが、5月のKNOCK OUT初参戦でKihoにハイキックでKO負け。身体能力に優れ、右ストレートと蹴り技、特にヒザ蹴りは鋭くスピードもある。

 今まで交わることのなかった女子の実力者同士の一戦となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント