▼第4試合 キャッチウェイト(-71.2kg)ムエタイ 3分3R
〇アユーブ・エルカドラウィ(モロッコ)
TKO 2R 0分30秒 ※レフェリーストップ
×佐藤界聖(PCK連闘会)

佐藤は仙台の元・聖域統一ウェルター級王者で、3月の『新日本キックボクシング協会』で大谷真弘とドロー(佐藤が1.3kgオーバーで減点2&グローブハンディ)、5月の『HOOST CUP KINGS NAGOYA 15』では匡志YAMATOに判定負けを喫した。動き続け、蹴り続ける運動量の多いスタイルで右カーフ、左ミドル、右フックと攻撃を散らす。女子キックボクサーの佐藤 “魔王” 応紀の息子。

2024年12月の『ONE Friday Fights 90』でONEに初参戦し、ルディ・ダ・シウバと対戦。善戦するも、17歳とは思えないシウバの試合巧者ぶりに判定負けを喫した。ONE初参戦のモロッコ人選手を相手にONE初勝利を目指す。

1R、サウスポーのエルカドラウィはパワフルな前蹴り、ワンツーで前へ出る。右ハイからワンツー、さらに飛びヒザと攻めるエルカドラウィに佐藤は右ストレートを返す。右オーバーハンドを放った佐藤にエルカドラウィはワンツー、右ミドル。


右ヒジで佐藤は左目上をカットして流血。躍動感のある動きで襲い掛かるエルカドラウィが左ミドルからの右フックでダウンを奪う。

前蹴りで突き飛ばしながらワンツーで前へ出て右ハイも放つエルカドラウィ。佐藤が前へ出てきたところに左フックを合わせて2度目のダウンを奪う。ワンツー、前蹴り、右フック、飛び蹴りと猛攻を加えるエルカドラウィに佐藤は倒れ込むがゴング。

2R、足払いでコカすエルカドラウィ。右ストレートで大きく崩れる佐藤にエルカドラウィが右ストレート、左フック、右ヒザ蹴りで佐藤の頭を蹴り上げ、最後は左フックで佐藤がコーナーに崩れ落ちたところでレフェリーがストップした。


