和田は全試合フィニュシュの危険なウズベキスタン戦士と対戦
▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
和田竜光(日本)MMA26勝13敗2分
アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン)MMA12勝2敗
和田は、2024年7月の『ONE Fight Night 23』のフライ級MMAで、シェ・ウェイ(中国)に判定3-0勝利で、アーネスト・モンティーリャ戦の一本勝ちに続く2連勝。ストロー級挑戦を宣言し、2025年1月に10戦無敗のサンジャル・ザキロフに判定負け。今回もストロー級戦での再起戦となる。
MMA12勝2敗のホルミルザエフは、7KO・TKOと5一本勝ちで決着率100%のフィニッシャー。『ONE Friday Fights』では5勝1敗。24年9月にキルギスのベクトゥル・ジェニシュベク・ウフールに判定負けも、25年2月にボラット・ザマンベコをノーアームのギロチンチョークに極めると、5月の前戦ではホビソン・ジ・オリベイラを左右のヒジ打ちからの連打で2R TKOに沈めている。
和田は、ホルミルザエフが黒星を喫したウフール戦をU-NEXTの解説として見ている。オーソからの長い右ロー、かかと落とし、二段蹴り、回転系の蹴りなどリーチを活かした大きな打撃のホルミルザエフに対し、ウフールは蹴りに合わせてダブルレッグテイクダウン。マウントや肩固め、クルスフィックスの体勢になりかけるが、ホルミルザエフもスクランブルで極めさせず、判定まで持ち込んでいる。その一方で背中を見せての立ち上がりではバックも許しており、テイクダウンから和田はおたつロックで逃がさず削りたいところ。
ホルミルザエフの14戦に対し、約3倍の試合キャリアを持つ和田は、24歳のホルミルザエフの粗削りながらも試合毎に成長している動きを封じ込めることができるか。





