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【ONE FF】吉成名高と共に参戦する品川朝陽「ボーナスを狙えるスタイル、しかも面白い試合が出来る自信があるので全力で獲りに行きます」日本大会への参戦もアピール

2025/06/19 16:06
【ONE FF】吉成名高と共に参戦する品川朝陽「ボーナスを狙えるスタイル、しかも面白い試合が出来る自信があるので全力で獲りに行きます」日本大会への参戦もアピール

パンチのイメージが強い朝陽だがヒザ蹴りからのコンビネーションも見せた

 2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights114』(U-NEXT配信)に出場する、品川朝陽(エイワスポーツジム)が19日(木)神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。


 朝陽はシャドーの後のミット打ちで、得意の左ボディブローはもちろん、左右ミドル&ローキック、パワフルな左右フック、そしてヒジ打ちを披露。2022年11月以来となるONEでのオープンフィンガーグローブマッチへ向けて順調に仕上がっているようだった。


前回の試合が終わってすぐオファーをいただいたので、そんなに体重も増えることなく、すぐ追い込みを再開できたので体調も凄くいい感じで。調子も整っていて凄くいい準備ができています」と朝陽。


 対戦するONE FFで2勝2敗の戦績を残している19歳のペットプーパー・エックプーイーン(タイ)については、「ONEでの試合を見たんですが、パンチでガツガツ来る感じもあればトラディショナルムエタイやキックボクシングのスタイルの時もあるので、臨機応変に変えてくる上手い選手なのかなって印象です。1Rが始まってみて相手の出方次第ですけれど、噛み合う試合にはなるかなと思っています」と評す。


 約2年7カ月ぶりのONEでの試合になることでモチベーションは、と聞かれると「2~3年ぶりでOFGも久しぶりなので。自分はパンチが得意なので一発当たればOFGの方が殺傷能力があるので、OFGでやるのが楽しみですし、前回自分がONEに参戦していた時はONEルンピニーが始まる前だったので、そちらに出場できるのも凄く楽しみです」と、ワクワクしている様子。


 35万バーツ(約150万円)のボーナスを獲得できる自信はあるかと聞かれると「僕はそれしか見てないです(笑)。今回の追い込みが何で頑張れているかと言ったら、KOボーナスを狙えるスタイルだという自信があるので。しかも面白い試合が出来るので全力で獲りに行きます。前回、士門が獲ったのは自分のことのように嬉しかったので、それを自分のものにして車を買い換えたいのでその貯金に充てたいと思います」と、獲りに行く気満々だと笑う。


 これまでの『RWS』や日本のキックボクシングとも違うONEの判定基準には「たまに“あれ?”と思う判定があって、さっきまでの試合はダメージを取っていたのにこの試合はアグレッシブ度を取っているなって試合もあるので、下がったり手数が少なくなったりして相手の蹴りをもらうと相手につくのかなと思うので、そういうところは気を付けようと思います。でもそんなに判定を警戒しているほどではないです。前にONEで戦っていたこともあってそこで勝利をつかんだ経験もあるので。でも少しは戦い方を変えようとは思っています」と、研究をしているようだった。


 11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催されることが発表された今年2度目の日本大会『ONE 173』(U-NEXT配信)については「今回のオファーは1試合契約で、前回の試合で倒し倒されの試合をしてしまったので、そこで面白さに目を付けていただいたと思います。僕はああいう試合をする自信があるので、倒されることもありますけれど絶対に倒し返すので、そういう試合を日本大会で見たいと思ってもらえるのであれば、そういう試合が出来るのでぜひオファーをいただければ出場したいのはあります。大きな大会でいい選手ばかりが揃っていて注目度も高いので、そこで自分の存在感をアピールできたらと思います」と出場を熱望した。


 また、6月15日の『Road to RWS』にて初回KO勝ちした吏亜夢の対戦表明には「吏亜夢選手も連勝していてアピールしてくださっているんですけれど、まだレベルが違うぞってところを見せたい。今回自分が試合をして見てもらって、まだ早いなと思ってもらえるような試合をしたいと思います」とアンサーした。

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