キックボクシング
レポート

【ONE FF】成尾拓輝がダウンを奪われるも3度ダウンを奪い返しての1R逆転KO勝ち、ONEで3連続KOの快進撃「本戦契約が出来るまでKOで勝ち続けます」

2025/06/13 22:06
ONE Friday Fights 1122025年6月13日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信中 ▼第3試合 キャッチウェイト(63.0kg)キックボクシング 3分3R×チャン・ハイヤン(中国)KO 1R 2分07秒 ※3ノックダウン〇成尾拓輝(究道会館)  成尾は日本拳法出身でHOOST CUP日本ライト級王者、JAPAN CUP KICKBOXINGスーパーフェザー級王者。2024年10月にシュートボクシングに参戦し、ポッシブルKから判定勝ち。11月の『ONE Friday Fights 88』でONE初参戦を果たすと、ジャン・ジンフー(中国)から合計4度のダウンを奪って豪快に3RでKO勝利し、35万バーツ(約155万円)のボーナスもゲット。  12月のシュートボクシングでは手塚翔太にスタンディングフロントチョークで敗れているが、2025年4月のONE2戦目ではまたも強打を爆発させてアルベウ・ダ・シウバ(ブラジル)に1R1分54秒でTKO勝ち、ONEでは連続KO勝ち中だ。戦績は15勝(11KO)7敗1分。  ハイヤンは今回が初参戦。成尾にとってはONEデビュー戦で対戦したジンフー戦に続いて、2度目の中国人ファイターとの戦い。  1R開始のゴングと同時に勢いよくコーナーを飛び出した成尾。ワンツーを繰り出すとハイヤンも打ち返し、2度目の打ち合いでは左フックをもらって強烈なダウン。何とか立ち上がった成尾はハイヤンの左右フックを浴びるが、カウンターの右ストレートでダウンを奪い返す。  両者リング中央で激しい打ち合いを繰り広げて、どちらが倒れてもおかしくない展開。左ハイで前に出る成尾が右フックでなぎ倒し、2度目のダウンを奪取。  右ハイ、右フックから右の連打でラッシュをかけた成尾はここで左ミドルを蹴る。もろに受けたハイヤンはうずくまるようにしてダウン。成尾が逆転KO勝ちで場内を大いに沸かせた。 「自分は攻撃力、とにかくKOしてやるって気持ちしかないのでそれを思う存分発揮できて良かったです。殴り合いが大好きなのでそこを楽しんでるだけで。殴り合って倒すことしか考えてないです」と勝利者インタビューに答えると、これも3試合連続となる35万バーツ(約155万円)のボーナスが贈られた。  しかし成尾は「でも俺、このボーナスだけでは満足できないので、本戦契約が出来るまでKOで勝ち続けます」と宣言した。
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