K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】レオナ・ペタスと天野颯大の試合は実施。契約体重は-65kgで天野は試合当日に再計量、減点2、天野が勝った場合は無効試合の特別ルールに

2025/05/30 23:05
【K-1】レオナ・ペタスと天野颯大の試合は実施。契約体重は-65kgで天野は試合当日に再計量、減点2、天野が勝った場合は無効試合の特別ルールに

レオナ(左)と天野の試合は特別ルールで実施されることとなった

 2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の前日公開計量&記者会見が、30日(金)都内にて14:00より行われた。


 第1試合の第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト3分3R延長1Rで、レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)=59.9kgと対戦する天野颯大(キング・ムエ)がスーパー・フェザー級のリミット60.0kgを62.25kgで2.25kgオーバー。

 K-1の規定では規定時間内(2時間)に2kg以内オーバーなら両選手と協議のうえ試合を決定することが出来るが、2kg以上のためルール上、天野は失格負けとなる。しかし、レオナ側から強い試合実施の希望があっため、主催者預かりに。


 その後、特例としてK-1実行委員会で両選手サイドと協議した結果、双方合意の上、以下の形にて試合を実施することが決まった。

①試合当日5月31日の11:00より、リミット体重を-65kgに再設定した上で、天野の再計量を実施。そこで規定体重をクリアした場合、レオナのみにリザーバー権が与えられる形での「特別リザーブファイト」を実施する。なお、当初レオナからはリミット体重-63kgでの提案があったが、これを主催者が預かった上で双方と協議・調整した結果、最終的にリミット-65kgに決定した。

②第1R、天野は減点2から試合開始。

③規定ではレオナ8オンス、天野10オンス着用のグローブハンデとなるが、レオナがこれを不要としたため、双方とも8オンスグローブを着用。

④天野はファイトマネーから30%没収となり、そのままレオナに支払われる。

⑤レオナが勝利した場合、公式記録はレオナが勝者としてリザーバーに決定する。また、天野が勝利した場合、公式記録はノーコンテストとなり、天野にリザーバー権は与えられない。そして、もしレオナが敗れたとしても、KO負けせずに試合後のドクターチェックで次の試合出場が可能と判断された場合、レオナをリザーバー扱いとする。


 また、体重超過のあった他の2試合についても改めて説明された。

◇第14試合/【株式会社リアルトラスト PRESENTS】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ
ヨードクンポン・ウィラサクレック(王者) vs. 稲垣柊(挑戦者)

 本日の公式計量において、稲垣が64.95kgでクリアしたのに対し、ヨードクンポンが規定体重-65.0kgを100gオーバーでクリアすることができず。これを受け、K-1実行委員会で両選手サイドと協議した結果、双方合意の上、以下の形にて試合を実施する。

①本日の時点でヨードクンポンは王座剥奪。

②第1R、ヨードクンポンは減点1から試合開始。

③規定に従いヨードクンポン10オンス、稲垣8オンス着用のグローブハンデとして稲垣サイドに提案されたが、稲垣がこれを不要としたため、双方とも8オンスグローブを着用。

④ヨードクンポンはファイトマネーから20%没収となり、そのまま稲垣に支払われる。

⑤この試合において稲垣が勝利した場合は、稲垣を新チャンピオンと認定する。ヨードクンポンが勝利した場合、公式記録はヨードクンポンの勝利となるが、王座は空位となる。

◇第11試合/-56kg契約
大久保琉唯 vs 永坂吏羅

 本日の公式計量において、大久保が55.80kgでクリアしたのに対し、永坂は計量会場とは別の場所で調整を行った後に計量会場へ向かったが、規定時刻内に到着することができなかった。これを受け、永坂は「失格」となり、大久保は不戦勝、永坂は不戦敗となった。

 また、大久保は今回【エキシビションマッチ】に出場として、現在、対戦相手を調整中。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント