2月にSBで無敗のままSB日本スーパーウェルター級王者となった都木が王者としての第一戦を迎える
2025年6月22日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.3』(U-NEXT配信)の追加対戦カードが発表された。

SB日本スーパーウェルター級王者・都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)が参戦、ノンタイトル戦でSB日本ウェルター級1位・竜也(CRISS-CROSS)と対戦する。
都木は極真空手をベースとする蹴り技を武器にキックボクシング転向後はキャリアを重ね、2023年9月にSB初参戦して以降、連勝。2月大会の前戦ではRYOTAROとSB日本スーパーウェルター級王座決定戦で対戦し、SB無敗のまま念願のタイトル獲得を果たした。戦績は13勝(7KO)2敗。
対する竜也は、SB日本ウェルター級で無敗記録をマークし、ここ2戦は階級を上げてスーパーウェルター級戦線に殴り込み。前回4月大会では風間大輝に判定負けを喫したが、倒し倒されの激闘を繰り広げて会場を爆発させた。戦績は6勝(5KO)2敗1無効試合。ここで王者狩りを果たせば、竜也もタイトル戦線に一気に食い込むことになるが、果たして!?

また、SB日本スーパーバンタム級1位・笠原直希(シーザージム)がオートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)と対戦。
笠原三兄弟の末っ子、直希は昨年9月のスックワンキントーン認定スーパーバンタム級タイトルマッチで王者・森岡悠樹に判定負けをして以降、急成長。現在3連勝をマークし、シーザージムの先輩が山田虎矢太が階級変更で返上予定のSB日本スーパーバンタム級王座を狙う。戦績は12勝(5KO)3敗1分。
今回対戦するオートーは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級ランカーで、23年6月の山田彪太朗戦で日本初上陸。1RKO負けを喫して以降、日本の各団体のトップクラスの選手を次々と下している。現在RISEで門口佳佑、松下武蔵といった実力者相手に連敗中だが、いずれも接戦の末に敗れており、ムエタイと初対決となる直希にとってはかなり厄介な相手といえるだろう。戦績は52勝(25KO)22敗1分。

そして、SB日本スーパーウェルター級1位RYOTARO(龍生塾)が高橋幸光(飯伏プロレス研究所)を迎えてのオープンフィンガーグローブマッチが決定した。
RYOTAROは前回2月大会では、SB日本スーパーウェルター級王座決定戦で都木航佑と王座を争うも大接戦の末に判定負けを喫した。戦績は18勝(9KO)4敗。
再起戦となるRYOTAROの相手、高橋はキックボクシングとプロレスの二刀流。これまでに2度SBに参戦経験があり、5月19日のKNOCK OUTでは、寝技での打撃もOKのUNLIMITEDルールで川村英樹を1RKOしている。
70戦を超えるベテランの高橋がSBのリングでも暴れるか、それともRYOTAROがタイトル再挑戦に向けインパクトを残すか。

その他、SB日本スーパーライト級1位の村田聖明(シーザージム)が約2年9カ月ぶりの復帰戦で、2023年の全日本アマチュアSB王者の恵真(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦し、樋沼朝光(RIKI GYM)vs.奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOGGYM)のオープンフィンガーグローブマッチも決定。

さらに、新設されたSB日本フライ級(50.0kg)のトップランカーで16歳の片山魁(TEAM FOREST/SB日本フライ級1位)と、タイを主戦場に戦う17歳のWMOインターナショナルミニフライ級王者コウシ・ノーナクシン(=曽我昂史/ウォーワンチャイプロモーション)の超新星対決、小林大樹(龍生塾)vs.和田修虎(橋本道場)のSB日本フライ級ランカー対決も決定した。



