また初心に戻って練習を続ければ、次の試合ではもっといい僕が見られる
──勝利おめでとうございます。戦争のような試合でした。このような試合になると思っていましたか。
「ああ、タフな戦いを期待していたよ。明らかにね。彼はいいファイターだし、プレッシャーファイターだし、レスリングも上手い。だからタフな試合になると思っていたよ」
──ベラルがいつものようにテイクダウンの応酬に来なかったことに驚きましたか?
「そうでもなかったよ。彼は『テイクダウンを狙わない』って言ってたけど、僕はテイクダウンを期待していたんだ。ただ、それに合わせてロールしてやるって」
──ベラルとの試合では、ケージを背にした状態が少なくなかったですが、テイクダウンは終盤までされませんでした。
「ケージに近づかないようにしようと思っていた。彼はケージ際で最高の仕事をするような気がする。だからケージから離れようとしたんだけど、彼はただ歩いてきて、ケージに押し付けてきたんだ。でも、僕のフットワークは、彼が入ってくるたびに、彼を殴ってケージから離れることができるような気がしたんだ」
──最終5R、彼はひどく傷ついたように見えました。何を考えていましたか?
「ああ、ギルバート・バーンズのように、試合終盤にフィニッシュを決められたら最高だと思っていたんだけどね」
──かなりいい仕事をしたが、ジャッジに委ねたらわからない。判定前にはどう感じていた?
「試合を終えたとき、何度かコーナーに聞いたら、『間違いなく君の勝ちだ』と言っていたよ。だから、ただ待っているだけだよ。
──リング上でダナと言葉を交わしたようですが。
「彼はただ、喜んでいたよ。嬉しかった」
──イスラム・マハチェフはXで『ダブルチャンピオンになる時が来た』と言っているようですが、彼が望んでいる試合はあなたのようです。それが一番理にかなっていると思いますか?
「それは僕が決めることではないだろう。UFC次第さ」
You are not Volk I will show you different level. Keep my belt clean https://t.co/gTplxCAXMY
— Makhachev Islam (@MAKHACHEVMMA) May 11, 2025
──ジョン、この試合のコンディションは理想的ではなかったですよね? 怪我からの復帰戦であったり、遠征でもありました。
「ああ、もちろん理想的な状態ではなかったけど、正直なところ、今にして思えば、休養になって良かったと思う。また火がついたような気がする。でも、そうでなかったら、僕はただ試合に打ち込んでいただけだったと思うから、少し休んだら、また馬に乗れるよ」
──スイッチフットワークで彼を混乱させましたか。
「スイッチして打撃して、テイクダウンできると信じていた。それはできたと思う。だから、すべてがうまくいった。ベルトを獲ったときの感覚はイメージしていたけど、ベルトを獲った瞬間は特別なものだったよ。世界No.1のファイターを倒したからかなりいいことだよ。でも、まだ始まったばかりだ。
勝利を積み重ねること。本当にフィニッシュを狙ったんだけど、連続フィニッシュができるチャンピオンになれたらいいね。今夜はフィニッシュできなかった。でも、また初心に戻って練習を続け、この試合から多くのものを得て、次の試合ではもっといい僕が見られると思う」
──オーストラリアにはもう一人のチャンピオンがいる。パースでUFCが計画されていますね。
「それは理にかなっていると思う。ヴォルクとイスラムが2年前にパースで戦った試合は素晴らしいものだった。ちょっとしたストーリーだね」





