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【RISE】初防衛戦の小林愛理奈「盛り上げて明日はボコボコにします」、挑戦者の宮本芽依は「世界へ行くための通過点」

2025/05/10 16:05
 2025年5月11日(日)愛知・ポートメッセなごや第三展示館『RISE Fire Ball Nagoya』の前日計量&記者会見が、10日(土)名古屋市内にて13:00より行われた。  セミファイナルのRISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者・小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)挑戦者・同級1位の宮本芽依(KRAZY BEE)は共に48.8kgで計量をパス。  会見で宮本は「私は世界へ行くためにベルトを獲っていくのが通過点だから、通過点をしっかりつかみとって私の夢に向かって行きたいと思います」と、RISEのベルトは通過点に過ぎないと言い放つ。  迎え撃つ小林は「明日は初の名古屋大会で女子も1試合なので、初防衛戦ですが自分らしく盛り上げて明日はボコボコにします」と守るよりも攻める姿勢で行くと宣言。  向かい合った印象を聞かれると、宮本は「フェイスオフでも(他の選手たちより)一番近くて、お互い燃えている印象です」、小林は「最近は上の階級でやっていたので、想像していたよりも体つきも身長も全部小さいと思いました」とする。  互いにパンチを得意とすることで、その印象を聞かれるとアマチュアボクシング出身の宮本は「キックボクシングでの戦いでのボクシングでは倒せるパンチを持っている選手だと思う」、空手出身の小林は「キックボクサーの中やったらアッパーを出したりボクシング技術は光っていますが、イメージとしてはアマチュアボクサーって感じですね」とそれぞれ評した。  プロでの経験の差や、5Rでの戦いなどにアドバンテージがあるかと聞かれた小林は「アマチュアボクサーってイメージはプロっぽい戦い方よりかはポイントアウトする方なのかなってイメージで言っただけ。5Rは得意そうやなって印象はあるので、そこはやってみないと分からないですね」と答える。  階級を超えた戦いをしている小林だけに「今回は前日に200グラム落としただけです。無理やり上げては今回なかったので、身体がいつもより軽い。上でやっている時はお腹がずっと苦しいイメージもあったので、今は身体も軽いし動きやすいと思います」と、ナチュラルに近い体重でやりやすいとした。  また、宮﨑小雪の王座返上でアトム級王座決定トーナメントが行われることについては「これは口出ししていいのか分からないけれど(笑)。1年以上もアトム級は出てないので、自分が抜けてやってもらっても全然。何も聞かされてなかったんですけれど、一応ランキング1位でベルトを取り損ねて獲れていないので、誰が巻くか知らないけれど全員自分の相手ではないので巻いた人と世界タイトルか防衛戦か、自分に勝たないとほんまの王者じゃないぞって思いますね」と、アトム級も獲りに行きたいという。  宮本が「通過点」としたことについては「このRISEのベルトを通過点と思っている人はなかなかいないので、いい意気込みやなって感じです」と、その意気や良しとした。  同じ三重県松阪市出身の元K-1女王KANAとの練習を積んできたことを聞かれた宮本は、「ONEで戦ってる選手と私も初めて相手をしてもらって、映像でしか見たことなかったんですけれどやってみないと分からない凄さがあって。アドバイスをいただいたり、話をして気持ちの持ちようとか、この選手本当に凄い、もっといろいろ聞きたい・学びたいと思いました」という。  東京よりも地元に近いということもあり、今回は「後楽園ホールの2倍以上は来てくださっている」と応援団も来ると話した。
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