リングエプロンに後頭部から転落し、立ち上がれずKO負けとなってしまったペッチマイ(C)RWS
2025年4月12日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『RWS』にて、あわや…の危険なシーンがあった。
第2試合のペッチマイ(タイ)vs.ルスラン・ナギエフ(アゼルバイジャン)で、ナギエフの顔面前蹴りをもらったペッチマイが飛びヒザ蹴りで逆襲しようとしたところ、ロープ際でかわされてそのままトップロープを越えてリングエプロンに転落。真っ逆さまに落ちて後頭部を強打し、立ち上がることが出来ずナギエフのKO勝ちとなった。
【写真】トップロープを越え、頭から真っ逆さまに転落したペッチマイ(C)RWS
ペッチマイは後頭部をおさえて七転八倒、しばらく立ち上がることが出来なかったが、ドクターやセコンドらに介抱されてようやく立ち上がることが出来た。
ロープ際で飛びヒザ蹴りを放ち、勢いあまって転落しそうになることや、トップロープを越えてしまっても身体から落ちることはまれに見かけるが、頭から落ちてKO負けになることは珍しい。
勝者となったナギエフも首を横に振って納得がいかない表情を浮かべていた。両者の再戦は改めて組まれるのではないか。