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【UFC】ヴォルカノフスキーがロペスに5R判定勝ちでベルト取り戻す「逆境は特権だ」。ピンブレットがチャンドラーに3R TKO勝ち、パトリシオ“ピットブル”がロドリゲスに判定負け、シウバがミッチェルを失神ニンジャチョーク葬! ジャンジローバがシャオナンに完勝、フーパーがミラーに組み勝つ、ス・ムダルジが連敗脱出=『UFC 314』

2025/04/13 09:04
 2025年4月12日(日本時間13日)、米国フロリダ州マイアミのカセヤ・センターにて『UFC 314: Volkanovski vs. Lopes』(U-NEXT配信)が開催された。  同大会のメインイベントでは、イリア・トプリアが返上したベルトを、2連敗中の前王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(豪州)と、UFC5連勝中のディエゴ・ロペス(ブラジル)が争う「フェザー級王座決定戦」(5分5R)が組まれた。  コメインでは、ライト級の5分5Rで、元Bellator王者のマイケル・チャンドラー(米国)と、UFC6連勝中のパディ・ピンブレット(英国)が人気者対決。  また、フェザー級(5分3R)では、Bellator時代にチャンドラーとも対戦した2階級同時制覇王者のパトリシオ・“ピットブル”フレイレ(ブラジル)がオクタゴンデビュー。フェザー級5位のヤイール・ロドリゲス(メキシコ)と対戦した。 [nextpage] 『UFC 314: Volkanovski vs. Lopes』速報 ▼UFC世界フェザー級選手権試合 5分5R〇アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(豪州)27勝4敗(UFC14勝3敗)[判定3-0] ※48-47、49-46×2×ディエゴ・ロペス(ブラジル)26勝7敗(UFC5勝2敗)※UFC5連勝でストップ  メインはイリア・トプリアがライト級転向でベルトを返上したフェザー級の王座を争う5R戦。  前王者ヴォルカノフスキーは 、2024年2月に6度目の防衛戦でイリア・トプリアに敗れ王座から陥落して以来の試合。一昨年の2月には、階級上のイスラム・マカチェフのライト級王座に挑戦して敗れたが、マカチェフを追い込む場面も見せた。その後、暫定王者のヤイール・ロドリゲスを3R TKOに下して王座統一。10月に欠場したシャーウス・オリヴェイラの代わりに緊急参戦してマカチェフと再戦もKO負け。その4カ月後にトプリアに敗れ、フェザー級で初黒星を喫した。36歳。  ブラジルのロペスは、19歳からメキシコに移住中。2024年5月に直前の代役出場で無敗のランカー・モフサル・エフロエフに判定負けだったが、パンチを効かせ、寝技でもサブミッションを仕掛けるなど追い込む場面も作ってみせた。  そこから5連勝。ギャビン・タッカー、 パット・サバティーニを初回フィニュシュすると『UFC300』では、ランカーのソディック・ユサフを1R KOに下してランキング入りを果たしている。その後も2024年6月にダン・イゲに、2024年9月の前戦でブライアン・オルテガに、いずれも判定で競り勝っている。  ブラジリアン柔術がバックボーンで26勝中、10のKO・TKOと12の一本勝ちを誇る。今回の試合前には、オクラホマ州立大学レスリング部に出稽古し、2020年東京五輪86kg級金メダリストのデビッド・モリス・テイラー率いるチームでトレーニングも行っている。29歳。  1R、グローブタッチ。ともにオーソドックス構え。ひとまわり大きなロペス。左右ローを突くヴォルカノフスキーは左ミドルもガード上に突く。ロペスも左ジャブを見せて圧力。左ミドル「からバックフィストを空振りのヴォルカノフスキー。右カーフのロペスはヴォルカノフスキーのジャブの入りに右アッパー! 一瞬動きが止まったヴォルカノフスキーは右回り。ロペスはやはりその入りに右アッパーを狙う。  左ジャブは遠いヴォルカノフスキーはいきなりの右を届かせる。左から右、さらに左を当てたヴォルカノフスキー! グラついたロペスも戻すと、ヴォルカノフスキーは左ジャブ、組んでボディロック&小外刈りで崩すも残すロペスになおもボディロックするヴォルカノフスキーは左のパンチ連打からテイクダウン! トップからパウンドに腕十字を狙うロペスも対応するヴォルカノフスキー。ホーン。ヴォルカノフスキーのラウンドに。  2R、圧力をかけるヴォルカノフスキー。中央を取り返すロペスに前蹴り、左インロー。左ローを空ぶらせたロペス。右は伸びない。右から左で飛び込むヴォルカノフスキー。右ロー。そこにジャブを狙うロペス。右を見せると右を返してくるロペスをかわすヴォルカノフスキー。ダブルレッグから組むも差し上げるロペスに離れるヴォルカノフスキー。  右前蹴りのロペス。右回りのヴォルカノフスキーに、左ジャブのダブル。バックステップのヴォルカノフスキーは左ジャブ、左ミドル、インロー、そして右! 下がったロペスに右で差して組んで押し込むも、右周りで離れるロペス。  左ジャブのヴォルカノフスキーに右カーフ、左でヴォルカノフスキーの右目下から出血させるロペス。ヴォルカノフスキーの左から右フックに打ち返すロペスは左から右でダウンを奪い返す。すぐに立つヴォルカノフスキー。ホーン。拮抗したラウンドもダウンでロペスのラウンドか。  3R、中央の取り合い。右前蹴り、左ジャブのヴォルカノフスキー。右回りのヴォルカノフスキー。入りにアッパーを狙うロペスをかわすヴォルカノフスキー。左インローを当てるヴォルカノフスキー。ロペスも右カーフ。ヴォルカノフスキーも蹴り返す。手数はヴォルカノフスキー。左ジャブを突き、前蹴りのヴォルカノフスキー。左フックにロペスも右を返す。ジャブから一気に詰めるロペスに右を当てるヴォルカノフスキー。ロペスも近づくと右アッパーを突き上げる。ヴォルカノフスキーも左フックを当てている。  ロペスのジャブの前進をさばくヴォルカノフスキー。ヴォルカノフスキーは左を突いてシングルレッグも深追いせず。左ジャブを刺すヴォルカノフスキー。ロペスは右後ろ廻し蹴りも空振り。組むヴォルカノフスキーを切って右の蹴りで前に。ヴォルカノフスキーのラウンドか。  4R、チャンピオンシップラウンド。左ジャブから右ローのヴォルカノフスキー。ワンツー、さらに右をスイングする。ロペスのジャブをパーリングするヴォルカノフスキーは左ハイ。ロペスが近づくと組んで離れる。  ヴォルカノフスキーはロペスの右アッパー、左フックを右周りでかわすと、大外刈の足払い狙い。左から右で詰めるロペスに左ジャブを当てるヴォルカノフスキー。右を当てるも、ロペスは左を当てて前に! 右目を気にしたヴォルカノフスキー。右アッパーのロペス。サウスポー構えに変えたヴォルカノフスキーだが、オーソに戻す。右オーバーハンドを当てるヴォルカノフスキーは左ジャブ。右回りを追うロペス。ワンツーの右のヴォルカノフスキーに右を合わせに行くロペスは、右アッパーから詰めるがさばくヴォルカノフスキー。拮抗したラウンドに。  5R、観客を煽るロペス。詰めて左から右アッパーを振るが、かわすヴォルカノフスキーは右回り。左にステップすると、ロペスは右ミドルで止める。後ろ廻し蹴りはかわしたヴォルカノフスキーは右の飛び込みから左ジャブをヒット。  右カーフを返すロペスに、ワンツーの右を額で受けるロペス。ヴォルカノフスキーは組みを混ぜて離れる。右から左を突くヴォルカノフスキーは詰めにダブルレッグも切るロペス。右カーフをかわしたヴォルカノフスキー。右回りで左ジャブから右、組みヒザも。  剥がすロペスは中央を取り圧力。左右に回るヴォルカノフスキーは左ジャブをヒット。ジャブから左ハイのロペスをさばくヴォルカノフスキーは左ジャブのダブル! 右を交錯させて左右で詰めるロペスだが、5Rの逃げ切り態勢に、ヴォルカノフスキーは大外刈の崩しを見せて、打ち合いを望むロペスに乗らずに、かわして刺してホーン。ヴォルカノフスキーのラウンド。  判定3-0(48-47、49-46×2)でヴォルカノフスキーが勝利。ベルトを腰に戻すと、ひざまずいてからインタビューを受けた。  王者は「戻れてよかった。こんなに愛を感じたことはないかもしれない。俺はこのファイトウィーク中から、入場するくらいまでの間まではずっとベルトを持ち帰ることを話してきて、娘たちにもベルトを持って帰ると約束していたから。でも、ベルトを持ち帰ることなんて、どうだってよくなった。そのとき思ったんだ。多くの人が二度のノックアウト負けを喫している俺のことを、もう終わったと思っていることを。  35歳の呪い(※フェザー級以下では35歳以上の選手がタイトル戦で勝てないというジンクス)、36歳の大ブレイク、そして復活。ディエゴ・ロペスのような強豪を倒して戻ってきた。みんなが見ている前で戻ってこれてよかった。イジー(アデサニヤ ※練習仲間)もそうだっただろ、ヤツはここで大きな瞬間を迎えた。そんな奴にシャウトアウトしたい。『逆境はここでの特権だ』。みんないつもそう話している。本当にそうだ。この瞬間は信じられない。(逆境を乗り換えたのは)チャンスだよ。逆境に立たされたとしても自分を奮い立たせれば、たとえうまくいかなかったとしても、自分をより強くしてくれる。記録を塗り替える。これは人々が本を書くことになるだろう。映画にもなる。そういうことだ。そういうことなんだ。マイアミ、愛してるよ」と語った。  また敗れたロペスは、「まず最初に、僕の故郷であるブラジルのみんなにエールを送ります。応援ありがとう。大好きです。メキシコのみんなもありがとう。本当にありがとう。アレクサンダーのような人とケージをシェアできて光栄でした。ヴォルカノフスキーとの試合のために頑張れた。でもまた戻ってくるよ。(驚いたことは?)無かった。彼はUFCでの経験が豊富で、素晴らしいキャリアを持っている。でも、自分もまた戻ってくることができる。僕はこの団体に2年しかいないし、もっといいトレーニングを積んでこれると思う。もっと良くなって、チャンピオンになるんだ。絶対にまた戻ってくるし、これまで以上に良くなって戻ってくると確信している。マイアミ、本当にありがとう」と復活を誓った。 [nextpage] ▼ライト級 5分5R〇パディ・ピンブレット(英国)23勝3敗(UFC7勝0敗)12位 ※UFC7連勝[3R 3分07秒 TKO]×マイケル・チャンドラー(米国)23勝10敗(UFC2勝5敗)7位  元Bellator世界ライト級王者でUFC同級7位のチャンドラーはUFCデビュー戦でダン・フッカーに1R TKO勝ちしたものの、その後は1勝4敗。ビッグネーム相手が多く、トニー・ファーガソンには2R TKO勝ちもダスティン・ポイエー、シャーウス・オリヴェイラ相手に2連敗中。  対するピンブレットは、元Cage Warriorsフェザー級王者で、現UFCライト級12位。UFC6連勝中だが、オクタゴン4戦目にジャレッド・ゴードンに辛勝後、6連敗中のファーガソンに判定勝ち。2024年7月の前戦はボビー・グリーンに1R三角絞めで勝利しランキング入りを果たした。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るチャンドラー。一まわり大きなピンブレットは右カーフを2発。左インローも前足に突く。左ミドルも突くピンブレットは右カーフ! 右の飛び込みのチャンドラーに、右カーフを打つピンブレットの打ち終わりに組んでボディロックテイクダウンのチャンドラー。リフトして落としてサイドバック。右手首をコントロール。ケージ際で立つピンブレットは背後にヒジ。  ピンブレットはキムラクラッチを組むが持ち上げてパウンドのチャンドラーは左で差して押し込み。金網背に細かいパンチのピンブレットは強引に跳びつき三角狙いも、肩は入っているチャンドラーはトップから離れてスタンドに。  右ストレートを突くピンブレットは左ハイも。右カーフはチェックしたチャンドラー。遠間で低いガードのチャンドラー。左フックにピンブレットも右をかぶせいにいくと二段蹴り。チャンドラーがさばいてホーン。拮抗したラウンド。  2R、中央を取るピンブレットは左ジャブ。チャンドラーは圧力をかけて左右も、押し戻すピンブレットは左ジャブ、右カーフ! 右から左ミドルに繋ぐピンブレット。下がるチャンドラーはブロッキング。ピンブレットは右アッパーから左に繋ぐが、チャンドラー前蹴りが蹴り上げのローブローに。  再開。すぐに組んだチャンドラーを差し上げるピンブレットは左ハイ。右アッパーに組んだチャンドラーがリフトしてテイクダウンもすぐに立つピンブレットが背後にヒジ。またも力を使いリフトして手を着かせたチャンドラーはバックに乗るが両足がかからず。前に落としたピンブレットが上から左枕で背中を着かせてヒジ。  ハーフからブリッジで返そうとしたチャンドラーをまたいでマウントを合わせたピンブレットがマウントからパウンド! 4の字ロックで背後からヒジ。チャンドラーも後ろにパンチ。ホーンに先に立ち上がる。このラウンドもピンブレット。  3R、グローブタッチ。詰めるチャンドラーに右ヒザを当てたピンブレット。回るチャンドラーは左目下から出血。詰めるピンブレットはシングルレッグから組んで持ち上げテイクダウン。すぐにバックを奪うと、左足をかけてリアネイキドチョーク狙い。右ヒジ立てているチャンドラーにニアマウントからパウンドの際でフルマウントに。パウンドの連打から、顔を両腕で覆うチャンドラーに右ヒジを連打! さらに左右パウンドでレフェリーが間に入った。  TKO勝ちで7連勝をマークしたピンブレットは、「ポール・エリス、アダム、クリスら僕のチームとすべて一緒にやってきた。すべての試合のランスルーをこなした。試合条件も決めた。それが今ここで起きた。これが我々の勝ち方だ。ゲームプランを立て、ファイトIQを駆使して打ちのめすんだ。何か聞きたいことある?(次に誰と?)世界タイトルが欲しい。昔はみんな笑って、俺がチャンプになることはないって言ってた。ダスティン(ポイエー)、ジャスティン(ゲイジー)、チャールズ(オリヴェイラ)……ジャスティンとチャールズは尊敬している。チャールズは彼らの中で最大のレジェンドで、UFCが今まで見た中で最高のサブミッティング・アーティストと呼ばれている。僕はそれに異論がある。だから僕対チャールズ!」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R ※選手名からインタビュー〇ヤイール・ロドリゲス(メキシコ)20勝5敗(UFC11勝4敗)[判定3-0] ※30-27×3×パトリシオ・“ピットブル”フレイレ(ブラジル)36勝8敗(UFC0勝1敗)  PFLでの試合、日本での大晦日の試合が決まらないなか、リリースを求めたパトリシオは、2024年3月のBellatorのジェレミー・ケネディ戦の3R TKO勝ち以来、1年1カ月ぶりにケージのなかに戻る。37歳。UFCでも対戦を断られるなか、フェザー級5位のヤイール・ロドリゲス(メキシコ)が、同級世界戦と同じ日にパトリシオと戦うことを望んだ。  ロドリゲスは2023年2月にジョシュ・エメットとの暫定王座決定戦で2R 三角絞めで一本勝ち、暫定王座を獲得したが、7月に行われた王者ヴォルカノフスキーとの王座統一戦で3R TKO負け。2024年2月にブライアン・オルテガに肩固めで一本負け。1年以上の休養期間を経て再起戦となる。32歳。  勝者が、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーvs.ディエゴ・ロペスの王座戦の勝者に挑戦するかもしれないフェザー級戦だ。  1R、遠い間合い。先に左ジャブのパトリシオ。サウスポー構えのロドリゲスは、前手の喧嘩争い。パトリシオは右フックをかすめる。さらに右ロー。ロドリゲスは右の関節蹴り、オーソにスイッチして左ミドルをガード上に突く。  右オーバーハンドを見せるロドリゲス。パトリシオはジャブが少ない。ロドリゲスは左の二段蹴りをガード上に当てる。レベルチェンジを見せるパトリシオに反応しないロドリゲスは、右ハイをヒット! 左ロー。組んだパトリシオの足払いを残したロドリゲスはオーソに。  右ローを突くパトリシオ。ロドリゲスは左の前蹴り。蹴り足を掴んでこかしたパトリシオがトップに。残り15秒、後頭部打撃をアピールするパトリシオも細かいヒジ。ロドリゲスのラウンドに。  2R、ベタ足からの両者。右ハイをガード上に当てるパトリシオ、ロドリゲスは左ミドル、パトリシオは右を届かせて右ハイも。  左ローを当てるパトリシオに右カーフを返すロドリゲス。詰めるパトリシオに右の蹴りを3連打で自分の距離を作るロドリゲス。パトリシオのダブルレッグに尻を着きながらもケージまで這って立ち上がり。  ロドリゲスは右ストレートを突いてサウスポー構えに。パトリシオは右インロー。ロドリゲスは右ヒザ上で軌道を変えるハイ! パトリシオの右の詰めを左右にステップしてさばき、左右の蹴りからワンツー。ブロッキングのパトリシオはシングルレッグから切られるもなおも組んで押し込みクラッチも、ロドリゲスは足を踏み、右小手で投げてトップでホーン。ロドリゲスのラウンドに。  3R、オーソで構え前手を伸ばすロドリゲス。後ろ廻し蹴りも見せると両足をシャッフル。パトリシオはじりじりと詰めるが、左右にサークリングのロドリゲスは右ハイ。右で飛び込み左のパトリシオにブロッキングのロドリゲスは左右の蹴りで押し戻す。  左ボディを当てて左右で前に出るパトリシオだが、離れて右ミドルを返すロドリゲス。右関節蹴りがローブローに。そのままグローブを合わせて再開。  ワンツースリーのパトリシオに、ワンツーの右を当ててダウンを奪うロドリゲス! クローズドガードのパトリシオにパウンドが届くロドリゲス。上体を立てると、その肩にヒジ! しかし、パトリシオも下から腕十字! すぐにヒジを抜くロドリゲス。外ヒールのロドリゲスに、パトリシオは両足を突っ込み、ストレートフットロックで応戦。  立ち上がるパトリシオはロドリゲスを詰めるが、ロドリゲスは逃げ切り態勢で左右にステップ。最後にバックスピンキックを見せてホーン。判定は3-0(30-27×3)でロドリゲスがフルマークで勝利。  試合後、ロドリゲスは「本当にありがとう。彼との試合がタフになることは分かっていたよ。正直なところ、頭の中では少し違うことを想像していたんだ。1ラウンドで彼を終わらせたかった。そのために準備していたんだ。そのためにいいテクニックみたいなものを準備していたんだ。でも、相手はいい選手だった。パトリシアの周囲の人々に敬意を表します。(UFC CEOの)ハンター・キャンベルと電話で話したよ。彼は次の試合に勝ったらと約束してくれた。次はタイトルマッチだ。メキシコで9月にやろう。そこでタイトルを賭けて戦いたい。今夜(メインで)どっちが勝っても、メキシコでそいつと戦いたい。まあ、絶対に勝つよ。今日は時間通りに試合を運んだ。UFCパフォーマンス・インスティテュートの助けを借りて食事療法をしたんだ。僕のメインの栄養士が栄養、最高の食事、睡眠の質など、僕の体を助けてくれた。そして瞑想、視覚化も。もちろん、最高のチームとも一緒にトレーニングできた。シカゴのみんな、愛しているよ。応援してくれてありがとう。そしてマイアミ、なんて美しい街なんだ。君たちが大好きだ。本当にありがとう。僕の家族はそこにいる。みんな愛してる」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ジェアン・シウバ(ブラジル)16勝2敗(UFC5勝0敗)※5連勝[2R 3分52秒 ニンジャチョーク]×ブライス・ミッチェル(米国)17勝3敗(UFC8勝3敗)  フェザー級13位のミッチェルは柔術バックボーン。12月の前戦ではクロン・グレイシー引き込みからの攻めを凌ぎスラムでKO勝ち。問題発言で謝罪に追い込まれた。ランク外のシウバはムエタイバックボーン。2月の前戦では元K-1メルシック・バグダサリアンに1R TKO勝ち。ミッチェルにお仕置きをすると名乗り出た。  1R、ミッチェルはグローブタッチに応じず。サウスポー構えで圧力をかけるとシウバも来いと手招き。ミッチェルは右前足で関節蹴り。シウバはオーソから後ろ廻し蹴りを見せる。右のサイドキックのミッチェル。右カーフも。シウバは右ミドルを返すと、ミッチェルは再びサイドキックを届かせる。ミッチェルの前蹴りを掴んで右を放つシウバ。ミッチェルは右カーフを2発当てる。  足が流れたシウバ。ミッチェルはの右前蹴りを掴んで右を打つ。ミッチェルのシングルレッグをスプロールするシウバは鉄槌で立ち上がり。  圧力をかけて右前蹴り。ミッチェルは右カーフをこつこつ打つ。詰めるシウバはノールックで右後ろ廻し蹴り! ミッチェルのダブルレッグにカウンターのギロチンチョークをクローズド入れて絞めると、頭が外れるとすぐに立ち上がり。ミッチェルの詰めに今度はニンジャチョークも仕掛ける。ミッチェルが抜いてホーン。シウバのラウンドに。  2R目もグローブは合わせないミッチェル。サウスポー構え。シウバの右ストレートに引き込むミッチェル。付き合わないシウバは圧力をかけるがバックフィストにミッチェルは詰めてボディロックテイクダウン狙い。金網で凌ぐシウバはミッチェルの引き込みにギロチンチョークでトップに。  首を抜き立つミッチェル。シングルレッグも切るシウバはまたもバックヒジ。ミッチェルは左右前蹴りからシングルレッグも切るシウバは左で差して離れる。  シングルレッグも切るシウバはサウスポー構えから右から左の跳び込みをヒット、さらに左ボディ! この際で組み付いたミッチェルに、シウバはニンジャチョーク! 仰向けになって防ごうとするミッチェルをシウバは絞めて失神させた。シウバはUFC5勝無敗。  Fighting Nerds恒例の眼鏡をジョー・ローガンとともにかけて勝者インタビューを受けたシウバ。興奮冷めやらない勝者は、「マイアミ、君たちが大好きだ。このメガネは売っているし、買うこともできるよ。(ミッチェルがグローブタッチに応じなかったことについて)俺は本当にゲームの一部、プロモーションの一部だと思っていたので驚いたけど、どうやらそれは彼の一部であるようだ。彼のことを思うと悲しいね。ブライスは頭がおかしいと思うから。つまり、それが彼の一部であり、彼があんな風になるのは何かが間違っているんだ。(フェザー級は)ディエゴ・ロペスが次のチャンピオンになるだろう。それから戦いたい」と語った。 【写真】地動説を否定し、地球は平だと主張していたミッチェルに「地球が丸いことを証明する」と語っていたシウバ。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇ドミニク・レイエス(米国)15勝4敗(UFC9勝4敗)※UFC3連勝3KO[1R 2分24秒 TKO] ※左ストレート×ニキータ・クリロフ(ウクライナ)30勝10敗(UFC11勝8敗)※UFC3連勝でストップ  1R、サウスポー構えのレイエスに、オーソのクリロフ。レイエスの左に一瞬グラついたクリロフだが、レイエスは冷静に攻める。空手出身のクリロフは右前蹴り、レイエスは離れ際に左ハイを突く。  クリロフは右から左の飛び込みも、そこにレイエスは下がりながら左のカウンター! 前のめりにダウンしたクリロフに鉄槌2発でレフェリーが間に入った。  試合後、レイエスはダナ代表の隣のトランプ大統領の前でゴルフのスイングをしてみせると、「強くなって帰って来た。練習してきたカウンターのパターンで勝てた、またタイトルにたどり着きたい」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ダン・イゲ(米国)19勝9敗(UFC11勝8敗)[3R 1分12秒 TKO]×ショーン・ウッドソン(米国)13勝2敗(UFC7勝2敗)※UFC4連勝でストップ  1R、サウスポー構えから入るイゲはサークリングしながら出入り。長身のウッドソンはオーソから長い左ジャブ。オーソに戻したイゲに右カーフ。右カーフを当てるウッドソンにイゲは右ストレートで飛び込み。イゲも右カーフを返す。  両手を小さく回してワンツーのウッドソン。イゲはボディストレートから顔面を狙う。左前蹴りを顔面にかすらせるウッドソン。ともに右の蹴りが交錯。ウッドソンの打ち終わりいイゲは右フックを当てる。その入りに右ヒザを狙うウッドソンは右アッパーのフェイントでイゲの入りをけん制する。  左の飛び込みにカウンターの左ヒザを突くウッドソン。イゲもサウスポー構え、足を入れ替え左フック飛び込みも。僅差もイゲのラウンドに。  2R、ジャブから歩きながら左右を突くイゲ。バックステップでかわすウッドソンにカーフを当てて、ウッドソンの押し戻しをさばく。詰めて組んで押し込むイゲ。突き放すウッドソン。  ケージ背に右アッパーを狙うウッドソンは右カーフ。イゲは右フックからシングルレッグも足を抜くウッドソン。右カーフを当てるウッドソン。イゲのワンツーの飛び込みをかわす。入りに右ヒザを見せるイゲ。角度をつけての入り、左ボディストレート。ウッドソンは右カーフ。左フック。イゲも右カーフを当ててシングルレッグへ。  崩したイゲだが立ち上がるウッドソンがケージ背に。左で差し上げ、右ボディ打ち。右ミドルハイを脇下に当てるウッドソン。イゲも右フックの飛び込み。サウスポー構えにスイッチして左、ガードするウッドソンは、イゲの飛び込みにカウンターを狙う。イゲのラウンドに。  3R、サウスポー構えからオーソのイゲの詰めに左ストレートを突くウッドソン。しかし、ウッドソンの左アッパーをかわしたイゲがカウンターの左フックを効かせると、ウッドソンが後退! ここで落ち着いて左右ボディを打って詰めるイゲは、シングルレッグのウッドソンを受け止めて鉄槌連打! 右足を掴んでいたウッドソンが手を放したところでレフェリーが間に入った。  試合後、イゲは「またトップ争いに加われて嬉しい。信じられないよ。勝ってから1年以上、たくさんの種を蒔いただけで、収穫がなかった。でも、今夜は刈り取ることができた。私の主であり救い主であるイエスよ、ありがとう。彼は私に戦い続ける力を与えてくれた。何度も何度も打ちのめされたけど、立ち上がり続けて、復活して、最高の気分だ。キャンプは地獄だったよ。ウェルター級、ミドル級、ライトヘビー級と、やることをやらなきゃいけないんだ。でも、2ラウンドから3ラウンドにかけて、ようやく自分の射程距離を見つけて、試合を終わらせることができた」と語った。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇ビルナ・ジャンジローバ(ブラジル)22勝3敗(UFC8勝3敗)※UFC5連勝[判定3-0] ※30-27×3×ヤン・シャオナン(中国)19勝5敗(UFC9勝4敗)  1R、ともにオーソドックス構え。シャオナンのシングルレッグ狙いを切ってサウスポー構えにスイッチして左ハイを打つジャンジローバ。シャオナンもサイドキックをガード上に返す。  右ボディストレート。ジャンジローバは圧力をかけてダブルレッグも、金網際でかわしたシャオナン。しかしジャンジローバは再びダブルレッグからケージに押し込み。左手で差し上げて腰を押すシャオナンに、ジャンジローバは首投げでテイクダウン。  シャオナンは下からラバーガードでヒジを突くが、かつぎパスからハーフでキムラクラッチ。足を抜いて腕十字も狙うが、外してシザーズに胴をとらえて鉄槌のシャオナン。ジャンジローバは正対させてパウンド。シャオナンも長い足で蹴り上げ。その立ち際に手首を掴んだジャンジローバは腕十字! 残り10秒をシャオナンは凌いでクラッチが切れた瞬間ホーン。打撃はシャオナン、グラウンドはジャンジローバの拮抗したラウンドだが、コントロールはジャンジローバか。  2R、前蹴りからシングルレッグテイクダウン。立ち際にすぐにバックを奪い、ネルソンで頭を下げさせるジャンジローバ。立ち上がりを防いでヒザをマットに着かせるとグラウンドへ。  背後から4の字ロック。左アンダーフックでリストコントロール。右手でパウンド。首を守るシャオナン。ジャンジローバは背後から細かいパウンド。腕十字を狙うが、ヒジを抜いたシャオナン。はトップからパウンド。しかし、そこに腕十字を仕掛けるジャンジローバ。すぐにケージウォークでヒジを抜くシャオナン。再度の腕十字もケージを蹴ってヒジを抜いてパウンドを狙う。ジャンジローバのラウンド。  3R、ともにオーソドックス構え。遠間から声を出してワンツー左ミドルもかわしているジャンジローバ。テイクダウンプレッシャーのなか、腰を入れない打撃のシャオナン。圧力をかけるジャンジローバはシングルレッグも、声を挙げて切るシャオナン。  左ジャブを突きながらもサイドステップするシャオナン。ジャンジローバはシャオナンの右を潜って3度目のシングルレッグでケージにドライブ。ハイクロッチから崩し。シャオナンはケージを掴んで耐える反則。しかしジャンジローバはそのままテイクダウン。左足をかけて4の字に組んで半身の上からパウンド。  右手首をコントロールして崩してバックマウントでパウンド、右ヒジ! 残り10秒の拍子木で腕十字に入るもホーン、両者手を挙げるが、ジャンジローバのラウンドに。  判定は3-0(30-27×3)のフルマークでジャンジローバが完勝。タイトルマッチも視野に入る勝者は「私の時間」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇チェイス・フーパー(米国)16勝3敗(UFC8勝3敗)※UFC5連勝[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ジム・ミラー(米国)38勝19敗(UFC27勝18敗)※UFC勝利数27(歴代1位)UFC最多出場記録45(歴代1位)  1R、ともにサウスポー構え。ミラーの左をかわして左ストレートを狙うフーパー。ミラーはワンツーの飛び込みで左を当てる。シングルレッグのフーパーにギロチンチョークを狙うミラーに、フーパーは後転して自ら仰向けになって外して下から草刈、さらに三角絞め狙い。  しっかり察知しているミラーに、フーパーは下からダブルレッグでレッスルアップ。ここにもギロチンチョークを合わせるミラーだが、首を抜くフーパーは、ミラーの立ち際にバック! 背中に乗りおたつロックへ。  背負ったままヒザ裏の足を解除し、前に落としたミラーが上に!フーパーは下から腕十字、三角、腕十字狙いも外すミラー。フーパーのワンツーでホーン。  2R、右から左フックのミラー。フーパーもジャブを突いて、ミラーの右前手フックをかわすとシングルレッグテイクダウン。キムラを狙うミラーに腕を抜いてバッククリンチ。前転するミラーに両足を差し込み、再びおたつロックで背中に乗る。平良と同じようにケージを蹴って放そうとするフーパーは、ミラーのバランスを崩してトップを奪取。亀からバックを譲らず立ち上がったミラーに、ボディロックから中央に崩して両手を着かせるフーパーは、背後からたすきがけ。前転ニーバー狙いのミラーを崩してカーフスライサー! フーパーの左手を掴んで両手で絞めさせないミラーが耐えてホーン。  3R、右ジャブのフーパー。ミラーの右ジャブの打ち終わりに合わせてシングルレッグテイクダウン。亀から立つミラーを崩してシングルバックからトラックポジションでカーフスライサー、ヒールフック、バナナスプリット、ツイスターも狙いながらトップへ。  下からラバーガードも試みるミラーをかわしてトップからパウンドでホーン。両者、ケージに座って沈黙し、立ち上がり肩を合わせてコーナーに戻った。  判定は3-0(30-27, 29-28×2)でフーパーが勝利。試合後、今夜は満足したか? と問われたフーパーは「よくわからないけど、もっとエキサイティングな試合を期待していたんだけど、ジムはタフだね。彼を抑えるのは難しいよ。ジム・ミラーのような素晴らしいサブミッションアーティストと対戦して、グラウンドで彼を圧倒することができたのはいい気分だ。僕はフィニッシュに来たんだ。エキサイティングな試合だった。ボーナスは2回分もらっているし、妻も子供もいるし、ここにいられて幸せだよ。(まだ25歳だが次は誰と対戦したい?)正直なところ、年寄りを倒すのはもう飽きた。若い選手と対戦したい。フレッドはスマイルキラーで、素晴らしい男で、尊敬できる男だ。トム・ノーランもいい相手だ。他の若手選手も出てきてほしい」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ジュリアン・エローサ(米国)31勝11敗(UFC9勝7敗)[1R 4分15秒 YKO]×ダレン・エルキンス(米国)29勝12敗(UFC19勝11敗) [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ミハル・オレクシェイチュク(ポーランド)20勝9敗(UFC8勝7敗)[1R 2分49秒 TKO]×セドリケス・ドゥマス(米国)10勝3敗(UFC3勝3敗) [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇ス・ムダルジ(中国)17勝7敗(UFC4勝4敗)[判定2-1] ※29-28×2, 29-29×ミッチ・ラポソ(米国)9勝3敗(UFC0勝2敗)  1R、ともにサウスポー構え。リーチ19cm差の長身のス・ムダルジが中央を取りジャブ。ラポーゾは左回りにサークリングし、左右フックから入る。左カーフのス・ムダルジ。  シングルレッグでケージまでドライブするラポーゾ。深追いせず自ら離れる。飛び込んでの右フックからの入りも見せるラポーゾに、ス・ムダルジは左カーフ。さらにワンツーも。その打ち終わりも合わせたダブルレッグテイクダウン。ス・ムダルジの前転ヒップアタックにもついていってバッククリンチ。金網際まで歩くス・ムダルジは立ち上がり小手巻きホーン。ラポーゾのラウンド。  2R、先に圧力をかけて左ミドル、インローを当てるス・ムダルジ。左にサークリングするラポーゾはカーフの打ち終わりにシングルレッグでケージまで押し込み、ここも先に離れる。  左カーフを当てるス・ムダルジ。跳びヒザはかわすラポーゾ。遠間から左フックでス・ムダルジのバランスを崩し、互いにカーフ。左の後ろ廻し蹴りをかわしたラポーゾがシングルレッグテイクダウン。すぐに立つス・ムダルジに体格差からか四つ組みでは勝負せずに離れる。  なおも打ち終わりにダブルレッグで押し込むラポーゾ。ダブルレッグで切り替え、崩してホーン。拮抗したラウンドも打撃でス・ムダルジか。  3R、ここも先に詰めるのはス・ムダルジ。右ジャブのダブルは遠間でラポーゾがかわす。右ジャブのダブルを見せて左ミドルを当てるが、ラポーゾもワンツーの入りからダブルレッグテイクダウン。しかし、ス・ムダルジが立つと、ここも深追いせずに離れる。  右インローがローブローとなるス・ムダルジ。ラポーゾは中断もほどなく再開。ラポーゾの打ち終わりに左フックを狙うラポーゾ。レベルチェンジからダブルレッグテイクダウン。押さえ込まないラポーゾに立つス・ムダルジは右ヒジ狙いもかわしたラポーゾが脇を潜り、バッククリンチ。  正対したス・ムダルジに、すぐにダブルレッグで崩すラポーゾ。ここは残してケージ背に小手でヒジ狙うス・ムダルジのヒジをかわして組んで押し込むラポーゾ。ス・ムダルジも近距離でヒジ連打でホーン。  判定は2-1(29-28×2, 28-29)でカーフを当ててテイクダウンに立ち上がったス・ムダルジが勝利。3連敗から脱出。チーム・アルファメールに感謝の言葉を述べた。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇マルコ・トゥーリオ(ブラジル)14勝1敗(UFC2勝0敗)[2R 3分16秒 TKO]×トレシアン・ゴア(米国)5勝3敗(UFC2勝3敗) [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇ノラ・コノール(フランス)9勝2敗(UFC3勝1敗)[2R 1分52秒 リアネイキドチョーク]×ヘイリー・カワン(米国)7勝3敗(UFC0勝2敗)
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