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【K-1】オープンフィンガーグローブマッチにファイターたちが続々名乗り――宮田Pの「やってみようかな」発言を受けてファンも賛否両論

2025/04/11 14:04
 2025年4月7日に行われた『K-1 BEYOND』(5月31日・横浜BUNTAI)の対戦カード発表記者会見にて、大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と-56kg契約3分3R延長1Rで対戦が決まった永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「オープンフィンガーグローブで殴らせろよ。顔面ボコボコにしてやるよ」とOFGでの対戦を要求した。  これを宮田充K-1プロデューサーは「今からOFGは試合自体リセットになると思うのでK-1では無いですね。他所でやる分にはいいけれど今回はないんじゃないか」とその場で却下。しかし、会見後の囲み取材では「この試合ではやりませんが、上の選手もOFGでやりたい、OFGの試合に出たいという声がある。ファンが見てみたいか、選手がやりたいか聞いてみようと思います。やってみようかな…やってみましょうか」と、今後の実現へ向けて検討すると発言。  その2日後には自身のSNSに「この間のK-1会見で永坂吏羅が口にした、オープンフィンガーグローブを使用した試合について、ずーっと考えている。もともとK-1/Krushは掴みやクリンチが禁止、撃ち合いを前提としたルール。そのうえで、小さくて薄いグローブで殴り合ったら、はたして、どんなことになるのか」と投稿。  続けて「キックが本戦5R、前座3Rしかなかった頃、3R・延長1Rのサドンデスルールを作った。で、全試合K-1ルールの『Krush』って大会も開いた。そんなのキックじゃない、キックがおかしくなる、その度にいろんな人に怒られたけど、そんなんで壊れるようなもんなら、さっさと壊れちまえばいいじゃんって」とも投稿した。 【写真】K-1所属時代の芦澤竜誠(右)は『THE MATCH 2022』にてYA-MANとOFGマッチを行っている これに早くもK-1ファイターたちが反応。永坂と同じ反乱軍RibelLionのメンバーである児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は「賛否あってもOFGやるなら俺は絶対いいもの見せれるよ。なんなら素手でもい」、Krush随一の暴れん坊・弘輝(WORLD TREE GYM)は「是非是非」、橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)は「やらせてください」、ムエタイルールでも戦う亀本勇翔(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)は「大賛成! 時代に合わせて変化していくべき。伝統という化石を壊しましょう」、元プロボクサーの友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)も「賛否あるけど、やってみなきゃ分からんでしょ」、強打者でムエタイのタイトルを獲ったこともある岩尾力は「いいねいいね~、これは楽しみ」と、続々と名乗りをあげている。  発端となった永坂も「宮っちゃん話はえーじゃねえか。反乱軍とか関係なしに他にもオープンフィンガーグローブで殴り合いできる選手いるよな? OFGでバチバチにやれるヤツ名乗り出て来いよ」と、もっと声を上げろと呼びかけている。  ファンも賛否両論で「見てみたい」「やる必要はない」と意見が真っ二つ。すでにOFGでの立ち技をやっているONEはムエタイルールのみ、RISEはワンキャッチワンアタックあり、KNOCK OUTはムエタイルールに準じるREDルールのみと、つかみありのルールで採用している。  一切のつかみが認められていないK-1ルールでのOFG戦はやるべきか、やらないべきか。宮田Pの結論やいかに。
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