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2025年5月24日と25日の2日間に計31試合で大々的に旗揚げ大会を開催する予定だったグローバル・ファイト・リーグ(GFL)が、大会をキャンセルしたことが分かった。
本誌の取材では、5時間前にカリフォルニアアスレチックコミッションの予定から、5月の2日間のGFLダブルヘッダーイベントが削除されたことが確認済み。
大規模な新興団体として、続々と元UFCファイターらと契約をかわしていたGFLの立ち上げ計画は事実上頓挫したことになる。
当初、この旗揚げ2大会には、UFCベテラン42名とUFC/Bellatorの元王者9名(暫定王者を含む)が出場する予定だった。
GFLは、MMAチーム対抗戦形式を採用し、日本がらみでもRIZINライト級GP覇者のトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)、同GP準優勝で元Bellator世界ライト級王者のパトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル)との契約も発表していた。
しかし、旗揚げ前からトラブルも多く、SNSでRIZIN参戦中のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)との契約を一時発表したが、その投稿を削除。シェイドゥラエフもすぐに「これはフェイクニュースだ」とGFL参戦を否定していた。
試合に向けて調整を行っていたファイターからは混乱や怒りの声が挙がっており、現時点でこのプロモーションの将来については不明だ。






