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【RIZIN】桜庭大世「グラップラー桜庭としての一面を見て欲しい」、“UWFの末裔”中村大介は「その気持ちを受け継いでいるものを皆さんに見せたい」

2025/04/10 03:04
 2025年4月9日(水)20時より、東京・文京区の東京ドームシティアトラクションズ バイキングゾーン芝生エリアにて『RIZIN男祭り 朝倉未来 対戦相手発表記者会見』が行われた。  RIZINライト級(71.0kg)5分3Rで、桜庭大世(サクラバファミリア)vs.中村大介(夕月堂本舗)が決定。 “レジェンド”桜庭和志の長男の大世は柔道ベースからMMA転向。大晦日のMMAデビュー戦はプロ41戦の矢地祐介の蹴りに左ストレートを合わせてダウンを奪いパウンド連打、僅か26秒でTKO勝ち。  会見では「今回は打撃だけではなくてグラップラー桜庭としての一面を見て欲しいのと、男祭りって名前にふさわしいような必死な姿を皆さんに見せられればいいなと思っています」と、グラップリングを披露したいとコメント。  どんな寝技勝負を見せたいか、との質問には「多分(中村と)一緒だと思うけれど、一本を取りに行くことを意識して、ポジションキープとかではなくてどんな体勢からでも一本取りに行く姿を見せられればと思います」と、極めに行く姿勢を見せたいとした。  階級上の桜庭と対戦する中村は、桜庭と長年ライバル関係にあった田村潔司の弟子。実力者相手に6連敗中だが、今年3月のDEEPフェザー級GP1回戦で五明宏人を相手にノーガードでアームロックを狙い続け、判定負けでGP敗退も満員の後楽園ホールを大熱狂させた。45歳の誕生日目前の5月、約3年ぶりのRIZINにして初の東京ドームの大舞台に臨む。  会見では「中村大介44歳、しぶとくRIZINに戻って来ました。昔UWFという今のMMAの元となるようなカッコいい男たちがいまして、その気持ちを受け継いでいるものを皆さんに見せたいと思っております。あと同世代のおじさんたちの希望になれるように一生懸命頑張ります」と、UWFとも何かと縁のある東京ドームで伝えたいものがあるとした。  しかし、桜庭の方はUWFというものをどう思っているかと聞かれると「僕自身はUが何なのか何も分かってないです」との答え。  中村はこれに「UWFは、世代的には自分くらいでギリギリかすっていたので、知らないと思うので」と世代的に知らないのもしょうがないとし、「それでもQUINTETを見ていても極めは強いので、それはお父さんの桜庭和志さんの血は受け継いでいると思う。MMA2戦目だと思いますけれど、物凄く強い選手だと思って自分が挑戦するつもりでいます」と挑戦する立場の気持ちで行くとした。  なお、榊原信行RIZIN CEOは「これで発表はGP含めて10数試合になっていると思いますけれど、まだ組みます。せっかくなので、まだまだ熱のあるカードを数試合組んでなるべく早く発表できるようにしたいと思っています」と、まだ対戦カードはあると予告している。
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