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【NJKF】立嶋篤史が後楽園ホールで“フェザー級100戦目”を迎える、相手はサウスポーの前田浩喜

2025/03/25 19:03
 2025年4月27日(日)東京・後楽園ホール『アイピック株式会社PRESENTS NJKF×CHALLENGER 8』の全対戦カードが発表された。  90年代にカリスマとして低迷期にあったキックボクシング界を盛り上げる立役者となり、52歳となった今も現役を続ける立嶋篤史(ASSHI-PROJECT)が、「フェザー級100戦目」を愛する後楽園ホールで迎える。 【写真】100戦目は2023年4月に達成 立嶋は1971年12月28日生まれの52歳。1987年8月にタイでプロデビュー(非公式)後、1988年7月に16歳で全日本キックボクシング連盟にてプロデビューした。1991年4月に全日本フェザー級王座を獲得すると、清水隆広、山崎路晃、前田憲作、佐藤孝也、鈴木秀明といったライバルたちと激闘を展開。  チャモアベット・チョーチャモアン、マイケル・リューファット、ジョンパデットスック・ピサヌラチャン、ピーマイ・オー・ユッタナゴンといった海外の一流選手たちも迎え撃ったが、2000年あたりから黒星が増え始めた。2003年12月には交通事故で重傷を負ったが、2009年9月にカムバック。昭和・平成・令和と3世代を駆け抜け、2023年4月には100戦目に到達した。戦績は42勝(27KO)50敗8分。  今回の101戦目は、立嶋がこだわりを持つフェザー級での100戦目となり(デビュー2戦目だけバンタム級)、本人にとっては真の100戦目という位置づけだ。  その対戦相手はNJKFスーパーバンタム級4位・前田浩喜 (CORE) に決定。前田は2004年8月プロデビューのベテラン選手で、第6代NJKFスーパーバンタム級王者、第8代・第11代NJKFバンタム級王者。サウスポーから繰り出す左の蹴りとストレートを得意としており、2020年2月にはISKAムエタイ・インターコンチネンタル・フェザー級王座にも挑戦した(判定2-1で惜敗)。2021年9月には国崇とのベテラン対決でTKO勝ちしている。2022年2月、大輔に判定勝ちしてNJKFフェザー級王者となり、3階級制覇を達成した。2024年7月にハリィ永田を初回2分55秒でKO、9月に石川直樹に判定負け。  前田は自身のSNSにて「自分がキックボクシングを始める前からのスーパースターで、『立嶋篤史対前田憲作』の試合を見てキックボクシングを始めようと決意したぐらい、自分にとっても影響ある選手です。試合はもちろん、入場からコールされる時の所作も雰囲気があって惹きつけられます。今まではテレビ越しに見ていたあの所作を、今回は自分に向けてやると思うとゾクゾクします。  ただ、キックボクシング界の歴史に名を残す程の偉大な選手と戦える事を光栄に思いますが、『今』のキックボクシング界を生きている自分が強さをみせて勝ちます。歴史的な試合になると思うので、ぜひ会場での応援よろしくお願いします!」とコメントしている。名前が前田でサウスポー、そして大会名が「CHALLENGER」(立嶋が好きな言葉であり、)というのも因縁めいたものがある。
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