2025年1月26日の『Krush.170』にて、Krush女子フライ級3分3R延長1Rでプロデビュー2戦目を勝利で飾った木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)。
木村は2001年4月12日、岐阜県出身の23歳。4歳から14歳まで空手を学び、第3回~第9回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会7連覇を飾る。小学4年生からはオリンピック出場を目指してボクシングも始め、2022年女子ボクシング世界選手権大会出場、第20回全日本ボクシング選手権大会女子バンタム級準優勝、第17回・第18回全日本女子ボクシング選手権大会女子ジュニア・フェザー級優勝など輝かしい戦績を収め、2024年11月にKrushデビュー戦を初回KO勝ちで飾ったサウスポー。
デビュー戦はボクシング仕込みのパンチの技術を見せつけた木村だが、2戦目のYuka☆(SHINE沖縄)戦では空手仕込みの蹴り技を多用。1Rから3Rまで、まるでジャブのようなサイドキックを顔面とボディへ次々と蹴っていき、相手を全く近づけさせないワンサイドゲームでフルマークの判定勝ちを飾った。
この試合動画がYouTubeやTikTokなどで公開されると、木村の足を下ろさずに何発も蹴る動作が『ストリートファイター』シリーズに登場する春麗の必殺技「百裂脚」にそっくりだと話題になり、バズった。この動画は海外でも大きな話題となっている。
木村は4月2日、新たに自身のSNSに動画を投稿。それは片足で立ち、ぴょんぴょんと小さく飛び跳ねながら前後に移動するもので、その見事さに「体幹化けもんだ」「バランス素晴らしい」「すげー」「和製マンソン・ギブソン」と驚きのコメントが国内外のファンから多数寄せられた。中には「真似したら攣った」との声も。
前回の試合から約2カ月、そろそろ次回の試合が決まりそうだが、次はどんな戦い方を見せるのか。