2025年3月23日に、さいたまスーパーアリーナにて開催された『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』のメインイベントで、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)に1R1分20秒、KOで敗れた武尊(日本/team VASILEUS)。
【写真】武尊が投稿した入場式の写真 試合後インタビューでは今後のことについて聞かれ、「追い込みからこの試合までにかけての期間、全く次のことを考えずにこの試合で身体が全部壊れてもいいつもりで追い込みをやってきて、試合がこういう結果になって。悔しさはもちろんあるし、やり切ったかと言われたらまだ分からないけれど、とりあえず今は次のことは考えてないので、冷静になってしっかり考えてまた正式に発表したいと思います」としていた。
その武尊が2日に自身のSNSを更新、『ONE 172』の入場式の画像と共に「太陽はまた昇る」と投稿した。太陽=日本の格闘技とも受け取れるが、自身のことも表していることは間違いないだろう。
また、Instagramのストーリーには兄貴分として慕う卜部兄弟と会った事を明かし、「兄貴達と久しぶりに沢山話した。今までも負けて心が折れそうになった時、2人に喝入れてもらって復活してきた。苦しい時代も近くで一緒に過ごしてきた2人だからこそ言ってくれる言葉があって気合い入るし前を向ける。仕事や環境が変わっても変わらずずっと兄貴です。感謝!」と、2人と話して「気合い」が入り、「前を向けた」と綴った。
試合後のインタビューでも、思い描いていた試合内容とは全く違う内容になった、ロッタンとリベンジマッチをしたいという気持ちは今どれくらいあるかと聞かれると「どうせ倒されるなら思い切り打ち合いたかったし、殴り合いしたかった、というのが今の率直な気持ちですけれど、もう終わったことなので受け入れるしかないと思っています。リベンジしたいかと言われたらもちろんしたいですけれど、今はちょっとこの先のことは考えてないです」と、まだ完全燃焼は出来ていないとの本音を漏らしていた武尊。
どん底から這い上がる姿をファンに見せるか。