2025年3月29日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2025』の前日計量&記者会見が、28日(金)都内にて13:00より行われた。
メインイベント(第13試合)SuperFight!のオープンフィンガーグローブマッチ-65kg契約3分3Rで対戦する、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)は64.8kg、ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)は65.0kgジャストで計量をパス。
続いての会見でトリンダーデは「また日本に来ることが出来て感謝している。日本は一番お気に入りの国なので。明日の試合については、自分は戦うことが好きなので相手が誰であろうと勝利を見せられるように戦う」と挨拶。
YA-MANは「ELDORADOは今回が5回目。1回目が横浜アリーナで、僕は第1回のELDORADOに出ているんですよ。その時には誰も僕のことを知らなくて。相手が平塚選手でしょっぱい試合して判定で負けて。そこでその時に10戦くらいやっていて、もうキックボクシングは辞めようかなと思って。でも次の試合が山口侑馬とのオープンフィンガーグローブマッチで、そこから軌道に乗れた。
1回目は誰も知らなかった僕が5回目ではメインを張らせてもらえるなって。1試合1試合いい試合をしていけば、ここまで来れるんだぞってことを体現できているのかなと思っています。俺は俺のやり方でRISEを盛り上げていくので、もちろんMMAもRIZIN王者を目指しますし、今回RISEのタイトルマッチを麻火と白鳥がやるけれど、獲った方に挑戦していきたいし、一番は白鳥にリベンジしたい。ゆくゆくはペッチにも原口にも挑戦したいので、やることはまだまだあるので、ここを何としてでも勝って俺は俺のやり方でRISEを盛り上げていきたい」と、無名の状態からここまで成りあがったこと、そしてまだまだやるべきことがあると語った。
初めて顔を合わせた印象を聞かれると、トリンダーデは「YA-MANはとても強い選手で根性もありいい選手だと思うが、結果的には俺が勝つ」と自分の勝利に疑いはないとする。
YA-MANは「対戦前はもっと身長差があると思ったけれど、いざ目の前に立ったらそんなにないなと思って。フィジカルもそんなに感じないので、怖さみたいなものはない。上手い選手なので一瞬の隙を見せたらそこでやられると思うので、万全な状態で挑みたいと思います」と、怖さはなく上手さがある選手だと意外な評価。
今回の試合は喧嘩のつもりで行くと宣言しているYA-MANは「(トリンダーデは)喧嘩が強いとは思わなかったですね。競技者としては凄い選手だと思っています。意外と攻め込まれたら弱いので、そういう隙を突いて行こうと思います」と、喧嘩強さは感じない、競技者に過ぎないと言い放った。
また、5月4日(日)東京ドームで開催される『RIZIN男祭り』での朝倉未来戦も期待されていることについて、YA-MANは「今は何も考えてないです。明日の試合次第じゃないですか。やるとなったら全力でやりに行きますが、明日のことしか考えてないです」と前の前の試合に集中していると答え、トリンダーデは「それについてはコメントしない」と関係ないと話した。