019年10月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.63×KNOCK OUT』の前日計量&記者会見が、5日(土)都内にて11:30より行われた。
セミファイナル(第9試合)の57kg契約3分3R・延長ありで対戦する、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は56.90kg、ISKAスペイン・ムエタイ・フェザー級王者ミケール・フェルナンデス(スペイン/マンバジム)は56.85kgでそれぞれ計量をパス。
栗秋は「明日は倒すか、倒されるかの試合になると思うし、東京へ来て1年になるのでその締めくくり。しっかり勝ってここ1年で成長した自分を見せたい。あとはレベルスのエースとして世界のトップに立って世界の強豪と戦っていきたいです」と、堂々の宣言。
対するフェルナンデスは「勝つために来た。奇麗な試合で必ず勝ちたいと思う」と“必勝”を誓う。栗秋の印象を聞かれると「テクニックを持っていて、速く動く選手という印象。それに対する作戦を練ってきたので必ず勝ちます」と答え、栗秋得意の左フックについては「もちろん強い印象がある。でも、逆に右のパンチでその左フックを止めるように倒したい」と、自分は右のパンチでKOするという。
栗秋はフェルナンデスの印象を聞かれると「別にこれと言ったものはない」と言い、「わざわざスペインから来たので、パンチ一発くらいはもらってあげようと思います」と余裕のコメント。
これにフェルナンデスは「楽しいコメントをありがとう。逆に僕がパンチで、栗秋選手をスペインまで送り届けてあげよう」と“スペインまでぶっ飛ばす”と笑みを浮かべる。
栗秋も負けじと「スペインにはもう一回行きたいので(スペインで試合をしたことがある)、前に戦った人ともやりたいし、スペインでISKAのタイトルを獲ってレベルスに帰って来たい。なので次は、僕が左フックでオーストラリアにでも飛ばします。オーストラリアで何かタイトルを獲ってきてレベルスに帰ってきてください」と、“オーストラリアまでぶっ飛ばす”と挑発。
フェルナンデスは「分かった、じゃあそういうことにしておこう。ただ私も強いパンチを使うし、私もISKAのタイトルとレベルスのタイトルが欲しい」と、栗秋を倒して次のステップへ進むと話した。