2025年3月2日(日)東京ドームシティプリズムホール『BreakingDown 15』の前日公開計量&記者会見が、1日(土)都内にて16:00より行われた。
第9試合のバンタム級(61.0kg以下)キックルールで、よしきまると対戦する元K-1グループのTETSUが体重超過。明日の朝11時の時点で65kgをクリアすれば試合が実施されることになったが、実施されてもTETSUが勝利した場合は無効試合となる決まりで行われる。
よしきまるは「未来さん公認で不人気ナンバーワンと言われているけど、体重くらい守れるので。プロのくせに体重を守れないでダサい。明日は坊主になって詫びのひとつも入れてもらいたい。蹴って蹴って蹴り回して何しに来たんやろなって試合にします」と、TETSUをプロ選手にも関わらず契約ウェイトを守れないのかと激しく批判した。
第12試合のバンタム級(61.0kg以下)キックルールで大野篤貴と対戦するKrushスーパー・フェザー級王者の安保璃紅は、60.85kgで計量をクリアしたが過度の減量により体調不良に陥り、病院で点滴を受けているため会見を欠席。
大野は「体重をクリアしたのは敬意を表します。明日、試合が無事できて最高の試合が出来たらなと思います。才賀紀左衛門さんの元で身体から作り直したので楽しみです。ここで勝ってバンタム級のベルトを狙っていきます」と、無事試合が実施されることを願った。
そして、第15試合のライトヘビー級(85.0kg以下)キックルールでてると対戦する赤パンニキは88.45kgで3.45kgオーバー。てるが試合を望んだため対戦合意となり、赤パンニキが勝利した場合は無効試合となる。
公開計量では、悪びれることなくコーラをラッパ飲みするパフォーマンスを行った赤パンニキ。父である第14試合で三河拳士と対戦する村田将一は息子の体重超過を謝罪し、「お前、俺のコネで出てるんだろ。調子に乗るな」と平手打ちを見舞った。しかし、赤パンニキは「体重ごときでゴタゴタ言うな」と全く反省の色は無し。てるも「本当にそう思ってるなら、そんなのは裏でやれ」と怒りを隠せない。
コメントを求められたてるは「特に何もないです」。赤パンニキは「俺はやることやって。でも俺が勝っても無効試合になるので、てるからしたらありがたかったんじゃないですかね」と挑発する。
ここでてると赤パンニキの言い合いが始まり、怒ったてるが詰め寄り両者は一触即発に。YouTubeでの生中継がCM時間になってもてるの怒りは収まらず、「てめえ、こっち来いよ。ここでやってやる」と乱闘寸前に。止めに入るセキュリティにも「どけ、コラ。お前なんやねん」と荒れ狂い、会見場は一時騒然となった。