(C)Bellator
アメリカントップチームのダニー・サバテロ(米国)が2025年2月28日、RIZINと契約したことを発表した。本誌の取材によるとサバテロは複数試合契約。バンタム級戦線で王座を狙う。
NCAAディビジョン1で活躍するなどフォークスタイルレスリングと柔術を融合させたグラップラーのサバテロは、元Titan FCバンタム級王者。Bellatorで活躍後、2024年8月の前戦ではPFLのワンマッチに出場。大熱闘を繰り広げていた。
今回の契約に、サバテロは、「私は日本国民にとって最大のチャンピオンになります」と王座獲りを宣言。所属のアメリカントップチームも「RIZINはこのギャングスターの相手の準備はできているか?」と煽っている。ATTでは、堀口恭司がフライ級に転向したものの、3月30日の香川大会で井上直樹に挑む元谷友貴、牛久絢太郎、金太郎もRIZINバンタム級戦線でしのぎを削っており、ともに勝ち上がれば同門対決も織り込み済みということになる。
Do you think #RIZIN is
— American Top Team (@AmericanTopTeam) February 28, 2025
ready for this gangster?#DannySabatello #AmericanTopTeam pic.twitter.com/T6jpG7waYK
すでに、今回のサバテロの発表に、佐藤将光は「ずっと準備して待ってました!」と反応。Bellatorで1勝を挙げてサバテロ戦を希望していた太田忍も“かかって来い”のポーズでリポストしている。ほかにもバンタム級戦線には、キム・スーチョル、秋元強真、中島太一、福田龍彌らも存在感を示しており、今後、サバテロとどうからむか。フェザー級、フライ級に続き、海外勢の強化に注目のバンタム級だ。
サバテロは、MMA14勝4敗1分で、2021年5月からBellatorに参戦。バンタム級ワールドグランプリ1回戦でレアンドロ・イーゴを下すと、12月の準決勝&バンタム級暫定王座決定戦でラウフェオン・ストッツにスプリット判定で敗れ王座獲得ならず。23年4月にマルコス・ブレノ相手に2R リアネイキッドチョークで一本勝ちし再起も、23年7月の『超RIZIN.2』でマゴメド・マゴメドフにギロチンチョークで一本負け。同年11月にストッツとの再戦でも判定負けを喫したが、2024年8月の前戦でPFLに参戦。ラザロ・ダイロンと激闘の末、判定0-0のドローとなっている。






