公開計量でピースポーズを決める三浦(C)ONE Champiosnship
2025年2月20日(日本時間23時45分~U-NEXT配信)にカタールのルサイル・スポーツ・アリーナにて開催される『ONE 171』のONE女子アトム級(115ポンド/52.2kg)MMAで、リトゥ・フォガット(インド)と対戦する同級3位の三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)のインタビューが主催者を通じて届いた。
前日計量で三浦は114.5ポンド(51.93kg)、対戦相手のフォガットは115.0ポンドのジャストで、両者ハイドレーションテストとともにパスしている。
日本大会は必要とされれば、出る準備はしたい
「今回は(カタールで)時差があるからどうなのかなと思っていましたが、すごく順調にコンディションが作れています」
――対戦相手のフォガットの印象を改めて教えてください。
「見た時は小柄だという印象ですね。出産後でどう身体を作ってくるのか気になっていましたが、ちゃんと仕上げてきてくれてそうなので、そこは安心しています」
――フォガットの得意なレスリングや組みについて、どう評価していますか?
「やはりレスリングは凄く強いと思います。そこで相手は自信を持ってやってくると思いますし、アトム級の中ではフィジカルも凄く強い選手だろうと感じています」
――警戒している点は?
「右のパンチを大きく振ってきますが、そこは強いと思っています。あと見た感じ手が大きそうなので、その上でのインパクトは強かったりするかなと警戒していますが、(フォガットは復帰に)2年のブランクがあるので、そんなに大きな新しい技はなさそうだとふんでいます。自分も含めてですが、短期間で色々と変われるのは難しいと思っているので」
――試合展開はどうイメージしていますか?
「グラップリングになる場合は、リトゥがいつも通りの試合運びでタックルに入ってくるパターンと、組ませないようにコツコツ当ててくるパターンと、いろんなパターンを想定しています」
「最近はトライブ(TRIBE TOKYO MMA)と、あと佐藤将光さんが主宰のファイトベース(FIGHT BASE 都立大)で練習をやらせてもらったり、FIGHTER’S FLOWの上田さんとマンツーで対策してもらったりとか、今回は色々な人に協力してもらってコンディションを作っています」
――今回の試合で強化した部分、手応えを感じている部分は?
「自分が苦手だった点の反復練習とか、過去のMMAの試合は自分よりストライキングが強い選手が多かったのですが、今回はグラップラー。今回の試合に向けて、不利なポジションを取られた不利な状況、逆に自分がバックを取った有利な状況など、色々なポジション、シチュエーションの中でどうやっていくかという想定の練習をやりました」
――この試合を通して、3月の日本大会の参戦をアピールしたい気持ちはありますか?
「もちろんです。必要とされれば、出る準備はしたいです」
――今年の抱負は?
「今年は先ず、今回の試合しっかり勝つこと。目の前の試合に集中すること。あとは全勝すること。その後は、勝ってからしっかり言います」
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
「日本のファンの皆さま、いつも応援ありがとうございます。今回、カタールで時差があるので、日本だと(大会が)夜11時からのスタートになってしまいますが、その時間は夜更かししてもらえるとありがたいです。応援よろしくお願いします」