GLORYがヘビー級選手32名による大規模なトーナメント「Last Heavyweight Standing」の開催を発表。2025年4月5日(土)オランダ・ロッテルダムのアホイスタジアムにて開幕する。
開幕戦では32名による16試合の1回戦が行われ、その後は5大会にわたってトーナメント戦を行い最終的に残った8名によりワンデートーナメントで優勝が争われる。
1月27日に最初の9名が発表され、その後も追加で続々と出場選手が発表されているが、本日31人目になんと初代&第3代K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)の電撃参戦が発表された。
カリミアンはアマチュアムエタイで活躍後、2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日。トーナメントを制して初代王者となった。同王座は2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れて手放したが、2021年3月のダイレクトリマッチでK-JeeをKOし、王座を奪還。その後は、反則勝ちも含めて5連勝。2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では1回戦でKO勝利も準決勝でクラウディオ・イストラテに敗れる。
【写真】大晦日の『雷神番外地』では安保とレフェリーを巻き込む大荒れマッチ 2024年3月、初防衛戦でリュウ・ツァーにKO負けを喫し、王座を手放した。10月にイストラテと再戦したが無効試合、12月14日の木村太地戦も無効試合に。大晦日の『雷神番外地』に参戦し、安保瑠輝也とスタンディングバウト特別ルール(ボクシング)で対戦して話題を呼んだが判定で敗れた。200cm、105.8kg。戦績は16勝(8KO)4敗2無効試合。
K-1からまさかのGLORY参戦。“全身ヒール”は世界の大舞台で何をやらかすのか。