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【ミネルヴァ】NA☆NAが上野hippo宣子の挑戦を受け防衛戦、国内無敗のNaoは一階級下でベテランMIREYと対戦

2025/02/16 15:02
 2025年3月16日(日)東京・GENスポーツパレスにて女子キックボクシング大会『GODDESS OF VICTORY III』が開催される。  メインイベントはミネルヴァ認定スーパーフライ級タイトルマッチ3分3Rとして、王者NA☆NA(エスジム)が同級3位・上野hippo宣子 (ナックルズGYM)の挑戦を受けての防衛戦。  NA☆NAは2019年6月にプロデビューした、小柄な体型ながら果敢な打ち合いを挑むタイプ。J-NETWORKで試合経験を積み、2021年1月には「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」に出場。7月には『戦場』のリングで初のヒジ打ちありルールに挑戦し、有里から判定勝ち。2022年6月にIMARIとミネルヴァ スーパーフライ級王座決定戦を争い、判定勝ちで王座に就いたが11月の初防衛戦でARINAに奪われた。  2024年4月、欠場選手の代打でKNOCK OUTに初参戦し、鈴木万李弥に延長戦で判定負けもベストバウト賞を受賞。6月には『巌流島』でぱんちゃん璃奈に初黒星を付けたルシア・アプデルガリムを破り、10月の新日本キックではワンデートーナメントを制してミネルヴァ・スーパーフライ級王者に返り咲いた。2024年12月のRWSではカラケッドに惜敗。  上野は2021年から1年1試合ペースでKrush&K-1に参戦。2023年11月にミネルヴァ スーパーフライ級王者ARINAに挑戦したが敗れ、昨年4月の同大会でNA☆NAと王座決定戦を行うはずだったが、NA☆NAの体重超過によって上野が勝利した場合のみ王座認定というルールで対戦。判定で敗れて王座獲得ならなかった。 【写真】女子離れした鋭いヒザ蹴りを武器に持つNao セミファイナルには国内無敗のミネルヴァ認定アトム級王者Nao (AXGYM)が登場。今回はピン級2分3RでWMC日本女子ピン級王者MIREY (ウィラサクレック フェアテックス三ノ輪)と対戦する。  Naoは2023年3月のNJKFミネルヴァでプロデビューし、Marinaに勝利。6月のNJKFでは元ラウンドガールのAZUを左ヒザ蹴りで2R KO、8月の『GLEAT VER.MEGA』両国国技館大会では女子プロレスラーの福田茉耶も3R TKOに降し、無敗のまま5戦目で王座まで一気に駆け上がった。2024年6月のフランス遠征で初黒星を喫したが、12月に紗依茄を初回KOに葬り王座防衛に成功するなど国内では無敗。身体能力に優れ、右ストレートと蹴り技、特にヒザ蹴りは鋭くスピードもある女子注目の選手。  MIREYは日本人の父とペルー人の母を持つハーフで、2018年2月にプロデビュー。5戦目で祥子JSKを破り、J-GIRLS王座に就いた。2020年2月には奥脇奈々を破り、WMC日本王座も獲得。ぱんちゃん璃奈、伊藤紗弥、カナ・ウォーワンチャイ(=押川香菜)ら国内トップ選手たちと拳を交えてきたベテラン。  女子のみで本戦12試合、オープニングファイト6試合と全18試合が行われる。ベテランとこれからの若手が入り乱れ、女子キックボクシングの魅力を発揮してくれそうだ。
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