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【UFC】ミドル級でキャノニアvs.ロドリゲス、フェザー級3連勝のザラルvs.ケイター、RIZINで元谷破ったモラレスがUFC2戦目、注目のフライ級はMMA12戦無敗のエステバムと平良戦後UFC3連勝中のアギラーが激突=2.15 UFN

2025/02/15 15:02
 2025年2月15日(日本時間16日朝6時~)『UFC Fight Night: Cannonier vs. Rodrigues』(U-NEXT配信/UFC Fight PAss配信)が米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される(※試合リポートはこちら)。  前日計量では、ジャレッド・キャノニア(米国)が185.5lbs(84.14kg)、UFC3連勝中のグレゴリー・ロドリゲス(ブラジル)が186lbs(84.37kg)でいずれも非王座戦に適用される+1ポンド規定内でパスしている。 ▼ミドル級 5分5Rジャレッド・キャノニア(米国)17勝8敗(UFC10勝8敗)185.5lbs/84.14kgグレゴリー・ロドリゲス(ブラジル)16勝5敗(UFC7勝2敗)※UFC3連勝中 186lbs/84.37kg  ミドル級では、9日に王者ドリカス・ デュ・プレシがショーン・ ストリックランドを下し2度目の王座防衛を果たしたばかり。そしてその前週にはナッソージン・ イマボフが元同級王者イズラエル・アデサニヤを2R TKOに下して1位に。2位のストリックランドに次ぐ3位はハムザト・チマエフ、4位がイズラエル・アデサニヤ 、5位がロバート・ウィテカー、6位がカイオ・ボハーリョ、そして7位にジャレッド・キャノニアがつけている。8位のマービン・ヴェットーリは3月15日に、2連勝中の9位のロマン・ドリーゼと対戦することになっている。  2023年6月のヴェットーリ戦の判定勝ち後、2024年6月にイマボフにTKO負けし、8月の前戦でもボハーリョに判定負けを喫しているキャノニアにとって、ランキング外のロドリゲスに敗れて3連敗となれば、7位の座は一気に落ちることになるだろう。  初メインの“ロボコップ”ロドリゲスはUFC7勝2敗。2023年8月にブルーノ・フェヘイラの左ストレートにKO負けも、以降は3連勝中。デニス・トゥルーリンを1R KOに下すと、ブラッド・タヴァレスを3R TKO。2024年7月の前戦でクリスチャン・リロイ・ダンカンに判定勝ちでランカーへの挑戦を決めた。 [nextpage] 3連続一本勝ちのザラル相手に、フェザー級ランキング生き残りかけるケイター ▼フェザー級 5分3Rカルヴィン・ケイター(米国)23勝8敗(UFC7勝6敗)146lbs/66.22kgユーセフ・ザラル(モロッコ)16勝5敗(UFC6勝3敗)※UFC3連勝中 146lbs/66.22k  コメインでは、ベテランフェザー級で10位のカルヴィン・ケイターと、2024年にUFCに復帰して以来3勝0敗(※3試合連続で一本勝ち)ユセフ・ザラルが対戦する。ともに146ポンドで計量をパス。  モロッコのカサブランカ生まれで喧嘩屋だったザラルは、10歳の時に母親がアンガーマネジメントの手段としてキックボクシングを習わせ、15歳の時に米国へ移住。LFAを経てUFC入りし、3連勝の後3連敗。最後は引き分けでリリースされたが、スパルタでフェザー級王者となり、2024年に再契約を果たすと、ビリー・クアランティーロ、ヤルノ・エレンスをRNC、2024年11月の前戦でジャック・ショアを2R 肩固めに極めて、3試合連続で一本勝ちをマークしている。  ケイターは、高校レスリングでMIAAディビジョン1で5位と活躍後、2017年にUFCと契約し、UFC7勝6敗。2022年1月にギガ・チカゼに判定勝ちも、現在は強豪相手に3連敗中で、ジョシュ・エメットにスプリット判定負け、アーノルド・アレンに2R 右ヒザ負傷でTKO負け、2024年4月の前戦でアルジャメイン・スターリングに判定負けを喫いている。ケイターにとってはランキング生き残り戦となる。 [nextpage] RIZINで元谷に勝利後、2連続一本勝ちでUFC再契約のモラレスがオクタゴン再起戦 ▼バンタム級 5分3Rヴィンス・モラレス(米国)16勝8敗(UFC3勝6敗)136lbs/61.69kgエライジャ・スミス(米国)7勝1敗(UFC0勝0敗)135.5lbs/61.46kg  また、プレリムの第3試合では、2023年12月の『RIZIN.45』で元谷友貴に判定勝ちし、2024年5月の『Tuff-N-Uff』でダースチョークで一本勝ち、8月の『United Fight League 5』でペルヴィアン・ネックタイを極めてUFLバンタム級王座についたヴィンス・モラレスが、UFC復帰2戦目に臨む。UFC前戦では同じく一度リリースされてから再契約したタイラー・ラピルスに判定負けしており、今回、『Contender Series 2024』からUFCデビュー戦となる22歳のエライジャ・スミス相手に負けられない一戦に向かう。 [nextpage] 平良に敗れた後3連勝中のアギラーと、チャールズ・ジョンソンに勝利の無敗エステバムが激突 ▼フライ級 5分3Rハファエル・エステバム(ブラジル)12勝0敗(UFC1勝0敗)126lbs/57.15kgヘスス・アギラー(メキシコ)11勝2敗(UFC3勝1敗)125.5lbs/56.93kg ※UFC3連勝中  日本から平良達郎、朝倉海、鶴屋怜が参戦中のフライ級では、MMA12勝0敗(UFC1勝)のハファエル・エステバムがUFC2戦目。MMA11勝2敗(UFC3勝1敗)のヘスス・アギラーと対戦する。  28歳のエステバムは、2023年11月のUFCデビュー戦でチャールズ・ジョンソンに判定勝ち。その後ジョンソンは4連勝をマークしており、元修斗ブラジル王者の無敗記録はどこまで続くか。  同じく28歳のアギラーは、2023年2月のUFCデビュー戦で平良達郎に1R 三角絞めで敗れたが、そこから3連勝中。2戦目でシャノン・ロスに右オーバーハンドで17秒 KO勝ちすると、2024年2月にマテウス・メンドンサにスプリット判定勝ち。8月の前戦でスチュワート・ニコルを得意技のギロチンチョークで極めている。 [nextpage] ボンフィム兄弟が揃い踏み ▼ライト級 5分3Rイスマエル・ボンフィム(ブラジル)20勝4敗(UFC2勝1敗)156lbs/70.76kgナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)9勝1敗(UFC2勝0敗1分)156lbs/70.76kg  また、イスマエル&ガブリエルのボンフィム兄弟が、2023年1月の『UFC 283』以来の兄弟同時出場。兄イズマエルは2023年7月にブノワ・サン・デニに一本負け後、2024年5月の前戦でヴィンス・ピシェルに判定勝ち。  対するサディコフはセラロンゴ所属のアゼルバイジャン人でMMA6連勝後、Contender Series 2022で1R 右フックTKO勝ちでUFCと契約。2勝1分けで、2023年11月の前戦でヴィチェスラフ・ボルシェフにマジョリティ判定で引き分けている。 ▼ウェルター級 5分3Rガブリエル・ボンフィム(ブラジル)16勝1敗(UFC3勝1敗)170.5lbs/77.34kgケイオス・ウィリアムス(米国)15勝3敗(UFC6勝2敗)169.5lbs/76.88kg  弟のガブリエルも2023年11月にニコラス・ダルビーに敗れたが、2024年7月にアンジュ・ルーサに判定勝ちで再起を遂げている。  対するウィリアムスはUFC2連勝中。ローランド・ベドヤにスプリット判定勝ち後、2024年5月にカールトン・ハリスを1R 右フックでTKOに下している。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3Rホドルフォ・ヴィエラ(ブラジル)10勝2敗(UFC5勝2敗)185.5lbs/84.14kgアンドレ・ペトロスキー(米国)12勝3敗(UFC7勝2敗)186lbs/84.37kg  ミドル級では、柔術世界王者ヴィエイラが参戦。クリス・カーティスに判定負け後、コーディ・ブランデージ、アルメン・ペトロシアンをいずれも肩固めに極めており、UFC5勝2敗の白星はすべて一本勝ち。  対するペトロスキーは、ミシェウ・ペレイラ、ジェイコブ・マルクーン相手に連敗も、2024年7月にジョシュ・フレムドに判定勝ち。9月の前戦でディラン・ブドゥカを押さえ込んでフルマークの判定勝利で2連勝中だ。  なお、カウエ・フェルナンデスの「ビザの問題」により、ジャレッド・ゴードンとのライト級戦が中止に。当初はMMA7連勝のマシュラブジョン・ルジボエフが代役としてゴードンを相手にUFCデビューを果たすことになっていたが、ルジボエフ側の体調不良により結局、試合は中止となっている。 [nextpage] 『UFC Fight Night: Cannonier vs. Rodrigues』全計量結果 ▼ミドル級 5分5Rジャレッド・キャノニア(米国)17勝8敗(UFC10勝8敗)185.5lbs/84.14kgグレゴリー・ロドリゲス(ブラジル)16勝5敗(UFC7勝2敗)※UFC3連勝中 186lbs/84.37kg ▼フェザー級 5分3Rカルヴィン・ケイター(米国)23勝8敗(UFC7勝6敗)146lbs/66.22kgユーセフ・ザラル(モロッコ)16勝5敗(UFC6勝3敗)※UFC3連勝中 146lbs/66.22kg ▼ミドル級 5分3Rエドメン・シャバージアン(米国)13勝5敗(UFC6勝5敗)185.5lbs/84.14kgディラン・バドゥカ(米国)7勝4敗(UFC0勝2敗)186lbs/84.37kg ▼ライト級 5分3Rイスマエル・ボンフィム(ブラジル)20勝4敗(UFC2勝1敗)156lbs/70.76kgナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)9勝1敗(UFC2勝0敗)156lbs/70.76kg ▼ミドル級 5分3Rホドルフォ・ヴィエラ(ブラジル)10勝2敗(UFC5勝2敗)185.5lbs/84.14kgアンドレ・ペトロスキー(米国)12勝3敗(UFC7勝2敗)186lbs/84.37kg 【プレリム】 ▼フェザー級 5分3Rコナー・マシューズ(米国)7勝2敗(UFC0勝1敗)146lbs/66.22kgホセ・ミゲル・デルガド(米国)8勝1敗(UFC0勝0敗)146lbs/66.22kg ▼女子ストロー級 5分3Rアンジェラ・ヒル(米国)17勝14敗(UFC12勝14敗)115.5lbs/52.39kgケトレン・ソウザ(ブラジル)15勝4敗(UFC2勝1敗)115.5lbs/52.39kg ▼フライ級 5分3Rハファエル・エステバム(ブラジル)12勝0敗(UFC1勝0敗)126lbs/57.15kgヘスス・アギラー(メキシコ)11勝2敗(UFC3勝1敗)※UFC3連勝中 125.5lbs/56.93kg ▼ウェルター級 5分3Rガブリエル・ボンフィム(ブラジル)16勝1敗(UFC3勝1敗)170.5lbs/77.34kgケイオス・ウィリアムス(米国)15勝3敗(UFC6勝2敗)169.5lbs/76.88kg ▼バンタム級 5分3Rヴィンス・モラレス(米国)16勝8敗(UFC3勝6敗)136lbs/61.69kgエライジャ・スミス(米国)7勝1敗(UFC0勝0敗)135.5lbs/61.46kg ▼ヘビー級 5分3Rドンテイル・メイエス(米国)11勝7敗(UFC4勝5敗)266lbs/120.66kgヴァルテル・ウォルケル(ブラジル)12勝1敗(UFC1勝1敗)245lbs/111.13kg ▼女子バンタム級 5分3Rジュリア・アビラ(米国)9勝3敗(UFC3勝2敗)ジャケリン・カバウカンチ(ポルトガル)8勝1敗(UFC3勝0敗)※UFC3連勝中 【中止】 ▼ライト級 5分3Rジャレッド・ゴードン(米国)20勝7敗(UFC8勝6敗)156ポンドカウエ・フェルナンデス(ブラジル)9勝2敗(UFC1勝1敗)
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