2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』の前日計量が、8日(土)都内にて11:00より行われた。
第18試合のK-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者・寺田匠(team VASILEUS)は57.5kg、挑戦者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)は57.4kgでそれぞれ計量をパス。
これが初防衛戦にして、プロ唯一の黒星を付けられた新美へのリベンジマッチとなる寺田は「明日はやっと戦えるなという感じです。1年半前に初めて負けて、練習環境とかも自分で変えて。あの負けがあったから、今の自分があると思っています。明日は成長した姿をリングの上で証明するだけです」との意気込み。。
挑戦者の新美は「殺しにいくだけです」となんとも物騒なコメント。「僕は、いつも相手を殺すつもりでやっているので、それは変わらないです。(自分の)気持ちが強いこともそうですし、寺田選手は弱点がたくさんあって自分的には戦いやすいので自信を持って戦えます」と、寺田には弱点が多いと言い放った。
これに寺田は「まあ、レベルが違うと思うので楽しみです」と、レベルが違うと返答した。
互いに相手の印象を聞かれると「ないです」と答え、会見場にはピリピリとした空気が漂う。
寺田にはteam VASILEUSのメンバーが3月に大事な試合を控えていることで、いいバトンを渡したいかと聞かれると「仲間のためというよりも、結局は自分のためなので。自分が勝つことで、2人にいいバトンを繋げられればなと思っています。自分との戦いです」と、自分が勝つことで自然とバトンは渡せると話した。