2025年2月9日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025』にて、K-1スーパー・ウェルター級で“MAXの巨人”デング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)と対戦する“マッスルタンク”小田尋久(TEAM3K)。
同大会をLIVE配信するABEMAのABEMA格闘公式YouTubeチャンネルにて、その小田を魔裟斗が訪ねる動画が公開された。
「とにかくパワーのある選手。身体も凄い身体をしている。僕の時代で言う超合筋・武田幸三の再来みたいな。令和の超合筋がいるんですよ」と、現役時代のライバルであった武田幸三に重ね合わせる魔裟斗。
「いい場所があれば懸垂したくなる」という小田が、1月末に裸で階段を使って懸垂している衝撃映像から始まり、小田の身体を見た魔裟斗は「パンチ力は背中を見れば分かる。背中の広い選手はパンチがある。僕が今まで戦ってきた経験上」と、小田の背中の広さを称える。
小田は普段からやっているという軽トラック(約750kg)を1km押し・引きするトレーニングを披露。魔裟斗は思わず「アホだね(笑)」と笑ってしまうが、「これ1kmって相当しんどいね。これが小田くんの突進力の秘密、ストーヤンを下がらせたパワーの秘訣はこれか」と、2024年10月にK-1 WORLD MAX世界トーナメント優勝者ストーヤン・コプリヴレンスキーに延長戦で敗れるも、ダウンを奪うなど大健闘した小田のパワーはこれで養われるのか、と納得。
「なんかもう昭和だな。いま令和だよ。令和にこんなトレーニングしている人いるの。昔ロッキーっていう映画があったの知ってる? ロッキーじゃん、これ。浪速のロッキーじゃん、きみ」と、原始的なトレーニングに映画『ロッキー』のようだとする魔裟斗。
「漫画で見たことある。漫画だけ」と実際にやっている人がいるとは思わなかったという魔裟斗。自身もチャレンジして「こりゃキツいよ。これは1kmで足がパンパンになってる」と、そのキツさを実感。
【写真】魔裟斗も軽トラ押しにチャレンジ(C)ABEMA 続いて魔裟斗が小田のパワーを体感することになり、ミット打ちへ。「いいね。左がガツッと来るね。左フックが一番重いね。シャープだね」と、特に小田の左フックを高評価。
「お互い削り合いになると思いますよ、この試合は。相手もどんどん前へ出てきて攻撃してくるので。どっちの気持ちが折れるかなってそういう勝負になる」と、魔裟斗は小田vs.シルバは気持ちの折り合いになると予想した。