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2025年1月19日(日)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗 2025年開幕戦』の全13カードが出揃った。2024年に大きく飛躍した2人のファイターの出場が決定。
▼バンタム級 5分3R
人見礼王(修斗GYM東京)
清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
まず、デビュー3戦目で環太平洋バンタム級王座決定トーナメントに選ばれた“剛拳”人見礼王が出場。2024年3月に中野剛貴を2R KO、7月に加藤ケンジを1R KOに下した後、環太平洋バンタム級王座決定トーナメント1回戦では『ROAD TO UFC』や『RIZIN』に出場経験もある野瀬翔平をあと一歩のところまで追い込むも惜敗。キャリアで大きく上回る野瀬に対してあわや逆転KO勝利寸前まで持っていき、そのポテンシャルの高さと可能性を垣間見せた。
その人見の対戦相手となるのが国内外の様々なプロモーションを渡り歩く“ローリングスター”清水俊一。日本だけに留まらず海外でも活動し、2005年のデビューから20年目のメモリアルイヤーに満を持して修斗初参戦を果たす。
最激戦区と言われている黄金のバンタムに清水がどんな化学反応を起こすのか楽しみだ。
2024年11月の前戦・中国『Longsan Fight』でWLFファイターにニーバーで一本勝ちした清水は、MMA以外にグラップリングやシュートボクシングの戦績を合わせると実に90戦以上のキャリアがあり、特にグラップリングでは9割近い勝率を誇る。人見は前回戦った野瀬翔平以上の強敵を迎えることとなった。
果たして人見は前戦の悪夢を払拭することが出来るのか? 伝統派空手をベースに超攻撃的なファイトスタイルの人見礼王にも注目だ。
▼ウェルター級 5分2R
西條英成(THE BLACKBELT JAPAN)
ムクロック(SAND MMA)
そして、もう一人“中量級注目の男”西條英成(THE BLACKBELT JAPAN)の参戦も決定。5月には中国最大の格闘技団体WLFとの対抗戦に抜擢され見事勝利。そして、デビューから負けなしの4連勝で迎えたのがDEEP・パンクラスの2団体のチャンピオンとなり修斗に帰ってきた住村竜市朗(TEAM ONE)。
9月の住村戦では一進一退の攻防を繰り広げるも住村の試合巧者振りとインサイドワークに判定で完敗。初黒星を喫してしまい、今回は柔術茶帯で寝技に定評のあるムクロック(SAND MMA)を相手に再起戦を行うこととなった。ムクロックは2024年5月にシヴァエフに判定負けからの再起戦で、格上の西條にぶつかる。
環太平洋新王者・墨吉涼太(誠流会館)も誕生し、新たなフェーズに入ったウェルター級の今後を左右する一戦が決定。中量級ならではの迫力とスピードにご期待ください。
▼バンタム級 5分2R
御前昂史(パラエストラ小岩)
菊西拓馬(URUSHI DOJO)
またバンタム級・御前昂史(パラエストラ小岩)vs.菊西拓馬(URUSHI DOJO)のフレッシュな一戦を加えた全13カードが決定。
関口祐冬と安芸柊斗のフライ級暫定王座決定戦に環太平洋ライト級王者エフェヴィガ雄志の初防衛戦。当真佳直vs山上幹臣と泰斗vs内藤頌貴のストロー級サバイバルマッチ。そして、ジャパニーズMMAの明日を担う伝統の新人王決定トーナメント決勝など、修斗の未来を明るくさせる2025年開幕戦に注目だ。