悲願のタイトル挑戦へ向けて超新星を迎え撃つ元谷
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』に出場する選手の個別インタビューが、29日(日)都内にて行われた。
第10試合のRIZINバンタム級(61.0kg)王座次期挑戦者決定戦5分3Rで秋元強真(JAPAN TOP TEAM)と対戦する、元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が出席。
9月に太田忍にリアネイキドチョークで一本勝ちし、タイトル挑戦を目指す元谷が7戦全勝の超新鋭を迎え撃つ。
自分が18の時はサーフィンしたくて海外へ
「減量はいつも通りラクではないです。今回もひとつの試合だと思っています」
――秋元選手の印象は?
「打撃が凄く強いのと打撃以外の組みや寝技だったりもレベルの高い器用な選手だと思っています」
――次、勝ったら井上選手とのタイトルマッチをイメージしている?
「とりあえず今は目の前の試合だけです」
――今回のテーマは?
「アグレッシブ。で、フィニッシュを狙いに行くだけです」
――フィニッシュするイメージは?
「いろいろなパターンでフィニッシュ出来たらなと思います」
――秋元選手の過去2試合を見て弱点や穴は見つけた?
「弱点という部分は正直分からないです。弱点を出すような試合ではなかったかなと。強い部分がずっと出ていて、強い秋元選手しか見てないというか」
――今回の試合では弱い部分を引き出したい?
「というか、しっかり勝ちに行きたいです」
――試合のイメージは?
「自分が試合の時どうするかは大体決まっています」

――RIZINの大晦日10回目。最初も出ている。自分が支えてきた想いは?
「自分が支えたとか、そんな支えているほど自分が何が出来ているか分かりませんが、たくさん大晦日に出れて嬉しいなと思っています」
――今回で7年連続出場になる。
「特に大晦日ってイメージはないというか、もっと出てないと思ったけど意外と出ているんですね。ここ10年くらいは年末は減量なのでそのイメージしかないです」
――過去6年は2勝4敗、あまり戦績がよくない。
「ほお…そうですね。そう言われるとそうなんですか、なんか悪いですね(笑)。でも過去のことは気にしてなくて、ここ最近はいい感じで自分の力を発揮できるようになっているので自分の力を発揮したいと思います」
――秋元選手は18歳、元谷選手が18歳の時は何をしていた?
「18の時はサーフィンしたくて海外に練習に行ってました。上手くなりたくて。格闘技というか、サーフィンの体つくりの一環としてキックボクシングをちょっとしました」
――ATTで練習していることがすぐには出るものではないと言っていたが、今は動きに出るか?
「ポイント、ポイントで数個出るけど、その一個一個で試合展開が変わるので、数個ですが実にはなってきています」
――秋元選手の強い部分しか出てなかったということだが、弱い状態になった時に心が折れやすいのではないか。
「難しいですね。心が折れるとか折れないは分からないけど、もし自分の流れに入れば気持ちがあってもなくても形にはなっていくんじゃないですか」
――自分の流れとは?
「スタンドから自分が作っていく。相手に作らせないように自分が作っていくイメージです。アグレッシブじゃないと。受け手になると相手のペースになるので自分から作っていきたいと思っています」




