木村ミノルに比べればダウトベックのパンチは怖くないとYA-MAN
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』に出場する選手の個別インタビューが、29日(日)都内にて行われた。
第8試合のRIZINフェザー級(66kg)5分3Rでカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が出席。YA-MANは7月に鈴木博昭を1RでKO、10月にOFGキックボクシングで木村“フィリップ”ミノルと対戦するはずだったが、試合2日前に木村が逮捕され試合中止となっていた。
壁レスが凄いレベルアップしている
「慣れてきちゃってあまりないですね。試合で入場するまで普段と変わらないので。当日の朝も。やるしかないなって感じですね」
――10月に試合が出来なかったので、早く試合がしたいという気持ちだった?
「前回の試合はマジで死ぬかもしれないって思いでやっていたので拍子抜けはしたんですけれど、前回の方が試合に対する怖さみたいなのはあったかもしれないですね。マジであのパンチをOFGでもらったらどうなるんだろうみたいなのがあったんですけれど、今回はそういう怖さはないので気がラクです」
――対策を練ってきたから自信がある?
「それはありますし、ダウトベック選手のパンチで死ぬことはないなって。木村ミノルのパンチは危ないけれど、ダウトベック選手のパンチは意識は飛ぶかもしれないけれどそういい恐怖みたいなところは全く感じてないです」
――今回の試合テーマは?
「自分の実力をRIZINファンに認めさせるのがテーマ。7連続KOしていて日本でもナンバーワンの呼び声が高い選手をKOしていますし、ここで勝ったらYA-MANも日本トップ入りになると思うので、RIZINファンを納得させるのが一番ですね」
――MMAで4戦目、これまではスタンド展開が多かったが寝技も見せたい気持ちはある?
「別にないです。自分の一番得意なところで戦うのが総合格闘技だと思うので、わざわざ得意じゃないところで戦うつもりはないので。自分の得意なところは相手よりも優っているからそこで戦いますね」
――今年、立ち技の試合をやってない事の影響は?
「別に試合をやってないだけで、やっていることはいつもと変わらないので変わらないです。いつ試合が決まってもいいように出来る準備はしていました。木村戦の方が今回よりもいろいろ考えていたかも」
――にじほさんが会場に来ないということでモチベ―ションに影響は?
「モチベーションはそこで変わったらプロとしてアレなので下がることはないけど、来てくれた方が上がりますよね。お母さんとPPVを見るってことだったのでお母さんにもいアピール出来るチャンスかなと思っています。みんなが見ている前で勝ちたいですね」
――ダウトベックはスタンド打撃、ハンドスピードが速いと言われているが?
「ハンドスピードというよりも踏み込みが速い。でも那須川天心の方が速いと思うのでそんなに怖さはないですね」
「立ち技だけで言ったら立ち技やっている人の方がレベルが高いので、踏み込みが速い選手はいるし、ボクシングだけで言ったら自分もスパーリングをアマチュアの5冠王とか大学生のアマエリートとスパーを重ねているので。ボクシングレベルで言ったらその子たちの方が上。だからそんなに怖さはないです」
――グラウンドの展開に行かせない準備は?
「毎回毎回それでやっているんですけれど、壁レスとか凄いレベルアップしていて。壁レスの展開でテイクダウンをとられることはほほぼなくなっています。もしとられるとしたらレスリングの飛び込みでとられることはたまにあるけど、壁レスではとられてないので。そこに関しては何も怖くないですね」
――勝利した後に考えているアピールは?
「考えてないけど、ここで勝ったらタイトル戦線に絡みたい。それくらい強い選手だと思うので。来年はタイトルに絡む試合をしていきたいです」
――タイトルに一気に挑戦したいか、それともこの選手も倒さないといけないと思っているか。
「グラップラーと試合してないのでそこはRIZINファンも認めてないので、次はグラップラーがいいですね。摩嶋(一整)選手とか。RIZIN生粋の格ヲタが認めている格闘家に勝ってこそ、そこに挑める資格が生まれると思っているのでそういった選手に挑戦していきたいですね」