参戦が決まった(左から)宮元、重森、小笠原瑛作、翔、小笠原裕典
2019年9月28日(土)東京・クロスポイント吉祥寺にて行われた10・4『KNOCK OUT×REBELS』&10・6『REBELS.63×KNOCK OUT』合同公開練習。
公開スパーリングに先立ち、11月1日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2019 BEAKING DAWN』の新たな対戦カード発表と、メインイベント出場が決まったISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が会見を行った。
小笠原はサオエーク・シットシェフブンタム(タイ)と対戦。サオエークの双子の弟、サオトーは現役ラジャダムナン王者で、10月20日の新日本キックで江幡睦の挑戦を受ける。サオエークも元スーパーフライ級王者で現在はスーパーバンタム級。小笠原は「8月のトーナメントで負けたからといってKNOCK OUTのベルトを諦めたわけではないし、僕がKNOCK OUTとREBELSを引っ張っていく気持ちは変わってないです。強豪のタイ人選手に勝って、完全復活します。KO決着で決められたらな、と思います」。
8月の大会後はカザフスタンで映画撮影に臨み、日本語とロシア語のセリフもこなした。公開は2021年の予定で「俳優としての小笠原瑛作にも期待してください」とのこと。
また、新たなカードとしてWKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)vs INNOVATION&WMC日本ライト級王者・翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)、WPMF世界スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)vs元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)が決定。
翔は12月1日のムエタイオープンで引退試合をすることが決まっており「前からオファーをいただいてたKNOCK OUTに出られなかったことだけが心残りでしたけど、いいタイミングで声を掛けていただきました。あと2試合、いつも以上に気合が入ってます。翔・センチャイジムという選手が皆さんの記憶に残ればいいかな、と思います」。
対する重森は「翔選手とはかなり噛み合うと思う。しっかりと盛り上げて、お互いに悔いの残らない、素晴らしい試合を作り上げたい」。重森は、8月のトーナメントを制してKNOCK OUT初代スーパーバンタム級王者となった江幡塁を見て「すごい刺激になりました。同じWKBAのベルトを巻いて、塁さんに少し近づけたかなと勝手に思ってたらまた引き離されてしまいました。ライト級のワンデイトーナメントがあれば、しっかり勝ってまた1歩でも近づきたい」。
小笠原裕典はONEで3連敗中。「厳しい結果が続いてますけどあえて勝負します。もっと強くなるためには戦い続けるしかない」と復活勝利を誓う。これに対して宮元は「前回ドローなので、これで決着が付けられるのかなと。前回は3Rですけど今回は得意な5R。倒して勝って終わらせます」と自信を見せた。
これで同大会の本戦6試合の全カードが決定した。
・11月1日(金)「KNOCK OUT 2019 BEAKING DAWN」
チケット一般発売 10月1日(火)10:00~ チケットぴあ、後楽園ホールにて発売
・11月1日「KNOCK OUT 2019 BEAKING DAWN」アフターパーティー開催
11月1日(金)21:45~23:45(受付開始21:30~)
チケット価格 15,000円(大会チケットと同時購入が必要。アフターパーティー券のみ購入は不可)
※VIP席40,000円はアフターパーティーの特典が付いている。