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【KNOCK OUT】究極打撃格闘技ルールに挑む大沢文也「喧嘩ならバズーカの250倍は経験ある」と言うも「ほぼ負けてます」

2024/12/18 21:12
【KNOCK OUT】究極打撃格闘技ルールに挑む大沢文也「喧嘩ならバズーカの250倍は経験ある」と言うも「ほぼ負けてます」

バズーカとはレベルが違うと豪語する大沢

 2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館『K.O CLIMAX 2024』にて、KNOCK OUT-UNLIMITEDルール -63.0kg契約3分3R延長1Rで、バズーカ巧樹(菅原道場)と対戦するK-1グループの大沢文也(ザウルスプロモーション)が18日(水)都内にて公開練習を行った。


 パンチでのサンドバッグ打ちかと思いきや、パンチからスムーズにタックルに入る動きを見せた大沢。公開練習後、MMAの練習は以前からやっていたのかと聞かれると「上手いですよね。総合の練習してるよねってよく言われるんですが、全くしてないです(笑)。出稽古で打撃の練習をする選手がMMAの選手の方が多いんですよ。だからあいつら打撃の練習なのに蹴り足をキャッチしてコカしてきたりするので、それに対応しているだけです」と、MMAファイターと打撃の練習をしている中で相手がやってくるので覚えたのだという。


 試合が決まってからもUNLIMITEDルール用の練習は「やってないです」と言い、「やらなくても総合の選手と練習していると、勝手に組み付いてくるんですよ。こっちは打撃の練習をしたいのに、アイツらすぐ組み付いてくるでしょう。この間の沖縄合宿でも新居すぐるとか都木くんとかと行っていて、あいつら打撃の練習なのにすぐ組み付いて大外刈りとかしてくるんですよ。だから勝手にそういう練習になっているんじゃないですか。そういうのに対応しているから大丈夫じゃないですかね」と、普段から組みありでやっているようなものなので大丈夫だとした。

 しかし「前はグラップリングはよくやっていました。間違いなく日本のキックボクサーの中でグラップリングは僕が一番強い。CORO選手からも一本とっているくらいですからね。以前同じジムに堀内佑馬がいて、ジョビン(松本晃市郎)、横田一則とか総合の人がいっぱいいてグラップリングもやっていました」と、グラップリングには自信があると明かした。

 それならば、関節・絞め技の攻防はないが、パウンドやサッカーキック、踏み付けが認められるKNOCK OUT-UNLIMITEDルールにも自信があるのでは、と聞かれると「やりたくなかった。キックボクシングをやりたかったですよ」と、本当はやりたくなかったとぶっちゃける。


「オファーをもらった時に、階級もルールも何でもいいって言っちゃった手前、ちょっと待ってと言ってしまったらクソダサくないですか。63kgだったら減量も全くないので、今から2時間あれば落とせます。元々60kgに落とそうと1年前から考えていたので。何でもいいと言っておいて逃げたと思われるの嫌だし」と、引っ込みがつかなくなってしまったから嫌々受けたのだとした。

「戦えれば何でもよかったので。12月に試合しないで今年終わる嫌だったので。K-1では同じ階級で戦いたい相手がいなかったので。
試合と言われたのは嬉しかったです。ちょっと盛り上げてあげようかなと思いました」と、試合が出来れば何でもよかったとのこと。

「グラウンドになったら圧勝するんじゃないですか。あ、グラップリングはなしか(笑)」と言うが、「全格闘家に聞いてください。普通のキックボクシングをやったら100%僕が勝つ。どう考えても。負ける要素なんですか? でも、このルールだと僕の方が不利じゃないですか。階級的にもパワー差があるし、ほぼ総合格闘技じゃないですか。体重が重い方が有利だし、このルールだから面白いと思います。バズーカ選手が僕に勝てるとしたら組んで倒すかかヒジで斬るか、この2つしかなくないですか。だからこのルールだから面白いと思います。挑戦ですね」と、UNLIMITEDルールで体重差があるから勝負論が成り立つとする。

「大沢文也イコール泥試合」と自ら言う大沢だが、「このルールなら泥試合にならなそうだねって周りから言われるんですよ。逆に怖くて泥試合になるかも。でもバズーカ選手に『逃げるな』と言われたのでね」とニヤリ。

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