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【UFC】スペインのアルバレスが脅威の22フィニュシュ勝利、ワンハンドチョーク&パウンドで4連勝中のクロースにTKO勝ち

2024/12/15 11:12
 2024年12月14日(日本時間15日)米国フロリダ州タンパのアマリーアリーナにて『UFC Fight Night: Covington vs. Buckley』(U-NEXT配信)が開催されている。 ▼ライト級 5分3R〇ヨエル・アルバレス(スペイン)22勝3敗(UFC7勝2敗)[1R 2分48秒 TKO]×ドラッカー・クロース(米国)15勝3敗(UFC9勝3敗)  ライト級、スペインのアルバレスはUFC6勝2敗。強豪のダミアー・イスマグロフ、アルマン・ツァルキヤンには敗れたが、MMAでの21勝はすべて決着させているフィニッシャー。8月の前戦はエルブス・ブレナーを3Rにヒザ連打からパウンドでTKO勝ち。31歳。  クロースはUFC9勝2敗。2020年3月のベニール・ダリウシュ戦の2R TKO負け以降は4連勝中。2024年5月の前戦ではジョアキム・シウバに判定勝ち。36歳。  1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかけるアルバレスは右ストレート。クローはそこにカウンターのダブルレッグテイクダウン。金網まで這った立つアルバレスは、ワンツーから右ロー、跳びヒザでクロースを金網に詰めると、クロースの首を左脇に入れて左腕のワンハンドでギロチンチョーク! 右でパウンドしながら絞めるとクロースの力が抜け、レフェリーが間に入った。公式の決まり手はTKO勝ち。  アルバレスは、脅威の22フィニュシュ勝利。UFCではシーウス・オリベイラに次ぐ7フィニュシュとなる。クロースはUFC4連勝でストップした。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇フェリペ・リマ(ブラジル)14勝1敗(UFC2勝0敗)[判定3-0] ※30-27×3×マイルズ・ジョーンズ(米国)15勝3敗1NC(UFC6勝3敗1NC)  プレリム第4試合では、バンタム級のマイルズ・ジョーンズ(米国)とフェリペ・リマ(ブラジル)が、フェザー級で対戦。  MMA13連勝中の26歳リマは、2024年6月のムハマド・ナイモフ戦でUFCデビュー戦し、3R リアネイキドチョークで一本勝ち。  30歳のジョーンズはUFC6勝2敗1NC。2024年6月の前戦はダグラス・シウバ・ジ・アンドラージに判定勝ち。当初11月試合を予定していたジョーンズの試合が消滅したため、減量ダメージが考慮され、フェザー級マッチとなる。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るリマは鋭い出入り。スイッチしての左ハイに、ジョーンズはシングルレッグへ。そこに跳びヒザを合わせにいくリマは、シングルで組むジョーンズを突き放す。圧力をかけるリマは右オーバーハンド! 腕が当たったがジョーンズは後退。リマは後ろ廻し蹴りを肩口に。ジョーンズはワンツー。ここはブロッキングのリマは低い跳びヒザからバックスピンキックを腹に。  ジョーンズはリマの頭が下がったところに左を打ち込む。ワンツーのリマは左ハイをガード上に。さらに右のバックヒジも。ブロッキングのジョーンズに、ひとときも動きを止めないリマはワンツーフック。かわすジョーンズは「カモン」と迎え撃つ。  2R、右カーフの蹴り合いから右オーバーハンドを打ち込むリマ。ずらすジョーンズはジャブ、右カーフ。リマは一瞬スイッチする。左ボディストレートはジョーンズ。リマは跳びヒザ、バックフィストは空振り。かわしたジョーンズの左右に、リマはカウンターのダブルレッグテイクダウン。  足で蹴り上げ立とうとしたジョーンズをがぶるリマだが、ヒザを立ててダブルレッグで持ち上げるジョーンズ。着地したリマはクラッチを切ってスイッチ狙いから立つ。  左ジャブのジョーンズに、右アッパーを打ち込むリマ。ジョーンズは右カーフ。リマは右から左の二段蹴り。しかしジョーンズはその入りに右フック! バランスを崩したリマも詰めるが、ジョーンズは左右で押し戻す。ホーンに両者、額を突き合わせる。  3R、右オーバーハンドは空振りのジョーンズ。ガード固めて詰めるとリマは右アッパー。ジョーンズはガード上に右オーバーハンドから左、右カーフを狙う。  追うジョーンズの大振りに左右にステップするリマはかわしてバックへ。そのまま背中に跳び乗り、着地してダブルレッグテイクダウン。ジョーンズのスイッチ狙いをかわしてバックマウント。ジョーンズの立ち上がりにいったん着地して、バックから引き込み。  リアネイキドチョーク狙い。しかし外したジョーンズはスクランブルするリマのバックに。これを前に落としたリマに、ジョーンズは左右で詰めるが、リマはかわして再びバックに。しかしここも横に落としたジョーンズ、リマが立ち上がりホーン。  熱戦の判定は30-27×3のフルマークで、打撃で上回り、組み技でもスクランブルしたリマが勝利。UFC2連勝でMMA14連勝とした。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇マイケル・ジョンソン(米国)23勝19敗(UFC15勝15敗)[2R 2分03秒 KO]×オットマン・アズァイター(モロッコ)13勝3敗(UFC2勝3敗) ※アズァイターのワンツーの前進にジョンは左を首元に突いて止めて右フック! アズァイターが前のめりに倒れた。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ショーン・ウッドソン(米国)13勝1敗(UFC7勝1敗)※UFC4連勝[1R 4分58秒 TKO] ※×フェルナンド・パディーヤ(メキシコ)16勝6敗(UFC2勝2敗) ※長身のパディーヤの下からのラバーガード、オモプラッタをかわした“スナイパー”ウッドソンは、ストレートを当て始めると、左フックを効かせて右アッパー、さらに左フックでパディーヤを後退させて右から左でダウンさせてパウンドTKO。ランキング戦を希望した。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)10勝2敗(UFC3勝2敗)[判定3-0] ※30-27×3×ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン)8勝1敗(UFC2勝1敗) ▼女子フライ級 5分3R〇ミランダ・マーベリック(米国)15勝5敗(UFC8勝3敗)※UFC4連勝[判定3-0] ※29-28×3×ジェイミー・リン・ホース(カナダ)7勝2敗(UFC2勝2敗) ▼バンタム級 5分3R〇デイビー・グラント(英国)16勝7敗(UFC7勝6敗)[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×ラモン・タバレス(米国)10勝3敗(UFC1勝1敗)
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