DEEP☆KICKでは初となる女子タイトルの初代王座決定トーナメントが開幕(C)DEEP☆KICK
2025年2月9日(日)大阪・豊中市の176BOXにて第1部『DEEP☆KICK ZERO 18』、第2部『DEEP☆KICK ZERO 19』の2部構成での開催が決定。
その第1弾対戦カードとしてDEEP☆KICK初となる女子ベルトの新設「DEEP☆KICK QUEEN -46kg初代王座決定トーナメント」に出場する8名の選手が発表された。
A・Bブロックに分かれ各4名ずつのトーナメントを行い、ブロックを制覇した2名がDEEP☆KICK-46kg初代王者決定戦に出場となる。
出場が決定したのは第1部開催のAブロックにて百花(魁塾)vs.上田樹那(山口道場)、花田麻衣(GROUND CORE)vs.林美菜(フリー)、第2部Bブロックにて坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)vs.Sero(NJKF健心塾)、桃花・シンデレラ(山口道場)vs.山﨑愛琉(TEAM TEPPEN)の8選手。ベテラン、ルーキー、そしてプロデビュー戦となる選手など多様な選手の参戦が決定した。
百花はプロ戦績24勝(1KO)22敗3分で元NJKFミネルヴァ日本アトム級王者・元JEWELSキック47kgワンデイトーナメント王者などのタイトルを持つ今トーナメント屈指の実力者。DEEP☆KICKでプロデビューすると現在はRISEを主戦場として活躍。12月のDEEP☆KICK 72ではチャ・ミンジュに判定勝ちし、今回の初代王座決定戦で自身3度目のタイトル獲得となるか。
上田は現在17歳で空手をバックボーンに今年6月にプロデビューしたばかりの若手選手。6月「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」にてプロデビューを果たすも逆ブロックに出場の山﨑愛琉に判定負け、その後は8月「KPKB vol.20」では大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning)に判定負け、10月「DEEP☆KICK ZERO 17」ではこちらも逆ブロックに出場のSeroとドローと毎試合激戦を披露するもなかなか初勝利が掴めない。しかし巡ってきたチャンス、まずは初勝利を実力者・百花相手に掴むという快挙のもとトーナメントを勝ち上がっていけるか。
花田のプロ戦績は3勝(1KO)7敗2分。現在38歳もまだまだ止まらずにベルト獲得を狙い続けるアグレッシブファイター。DEEP☆KICKでは3戦に出場し1勝2分1KO。2020年12月「DEEP☆KICK 49」でのエミNFCからのKO勝利を最後に、怪我の長期離脱も含めここ6戦は2勝4敗となかなか次の勝利といかない。そこに巡ってきた自身初のベルトへの挑戦、まずはAブロック制覇となるか。
林はアマチュア時代にK-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-50kg優勝などのタイトルを獲得するとK-1 AWARDS 2023アマチュア最優秀選手賞にも選出されており、今回がプロデビュー戦となるファイター。デビュー戦ながらも巡ってきた王座獲得のチャンス、プロデビューから3連勝で異例の王座獲得達成となるか。
Bブロック出場の坂田はプロ戦績4勝7敗2分。RISE・KROSS×OVER・DEEP☆KICKなど様々な団体で活躍するファイター。DEEP☆KICKでは2021年11月「DEEP☆KICK58」にて上村蘭唯華に判定勝ちなど3戦に出場し1勝1敗1分。しかし2022年4月「KROSS×OVER 17」での相見梨夏からの勝利を最後に4敗1分と次の勝利がなかなか掴めない。今回のトーナメントをキッカケに次のステージを目指せるか。
続くSeroは、アマチュア時代にAKC全日本大会2023女子46kg以下優勝の経歴を持つ今年6月にプロデビューを果たしたばかりの若手選手。戦績は2敗1分。DEEP☆KICKでは10月「DEEP☆KICK ZERO 17」にて逆ブロックに出場の上田樹那と対戦もドロー、「DEEP☆KICK 72」では桃花に初回TKO負けとなっており、プロ4戦目ながら迎えるベルト挑戦。果たしてベルトを伊勢に持ち帰ることが出来るか。
桃花はグローブ空手をバックボーンに6月にはJAPAN CUP 2024女子部トーナメント -48kg優勝のタイトルを獲得しており、「DEEP☆KICK 72」では同ブロックに出場のSeroとのプロデビュー戦で初回TKO勝ち。早くも訪れるベルト挑戦のチャンス、デビュー直後にベルト獲得という偉業を成し遂げられるか。
山崎はアマチュア時代から様々なタイトル獲得に戦績としても100勝超えで6月にプロデビューをしたばかりの若手選手。6月「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」にて逆ブロックに出場の上田樹那からプロデビュー戦勝利を飾るも7月「RISE180」では島田知佳に判定負けを喫し現在プロ戦績は1勝1敗となる。そして迎えるDEEP☆KICK初参戦が王座決定トーナメント、アマチュア時代より蓄えた技術でトーナメント制覇となるか。