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2024年12月7日(日本時間8日)、米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される『UFC 310: Pantoja vs. Asakura』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)のメインイベントで、「UFC世界フライ級選手権試合」(5分5R)を戦う、王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)と、挑戦者で前RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が6日(同7日)現地16時からの「公開計量」のトリに登場。朝9時からの本計量での124.5ポンド(56.47kg)から、すでに5kg以上リカバリーした身体をファンに披露した。さらにフェイスオフ後には「僕がUFCのチャンピオンになる!」と力強く宣言した。
▼UFC世界フライ級(125ポンド)選手権試合 5分5R
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)王者 28勝5敗(UFC12勝3敗)※UFC6連勝中 124.5ポンド/56.47kg
朝倉 海(日本)挑戦者 21勝4敗(UFC0勝0敗)※RIZINバンタム級王者→UFCフライ級デビュー 124.5ポンド/56.47kg
今回のUFCデビュー戦にしていきなりの王座戦に向け、バンタム級(-61.0kg)からフライ級(56.7kg)へ落とした朝倉は、朝の本計量では絞り込まれた身体に線の細さを感じさせていたが、公開計量ではすでにリカバリーしたハリのある身体でガッツポーズ。
セコンドで柔術家の石黒翔也がXで「計量1時間後、既に5kg以上戻ってます。バキバキ」と投稿した通りの厚みのあるバンタム級の身体に戻っていることを見せた。
フェイスオフで睨み合った両者。朝倉は自ら顔を近づけ、“来いよ”と手招き。すでに臨戦態勢にあることを示すと、パントージャは「You don't look so good?(あまり良くなさそうだな)」とつぶやき、朝倉も「イェー、カモン」となおも挑発。
フェイスオフ後には、UFCコメンテーターのジョー・ローガンから「君の評判、実績が話題を集めていて、フライ級タイトルマッチ挑戦を手にしました。それに対する思いと明日の試合について教えてください」と問われると、朝倉は少し困った表情を浮かべて、「トランスレーターを呼んでくれ」と笑顔。ローガンから「俺が通訳してやるよ」と返されると、朝倉はマイクを手にして「明日、ぶち上げるぜ。俺がUFCの王者になる! 俺がフライ級を変えてやる。カモンベイビー!」と力強く、王座奪取を宣言した。
対するフライ級王者のパントージャは、「朝倉をフィニッシュして僕が世界でベストだということを証明する」と言葉少なくも、力強く王座防衛を約束した。
計量1時間後、既に5kg以上戻ってます
— 石黒翔也Shoya Ishiguro (@ShoyaIshiguro) December 6, 2024
バキバキ😱@kai_1031_ pic.twitter.com/p8tCyLGK98
いよいよ日本時間の8日、フライ級タイトルマッチのホーンが鳴らされる。1日のリカバリーを終えた朝倉海は、果たしてどんなパフォーマンスを見せるか。
明日必ず勝つ pic.twitter.com/6QKk0ryM4S
— 朝倉 海 Kai Asakura (@kai_1031_) December 7, 2024