現在の身体の状態を明かしたRENA(写真は以前のもの)
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の記者会見が、5日(木)都内にて行われた。
会見ではRIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)と対戦することが決まったRIZIN同級王者の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)が「まずRENA選手なんですけれど、自分のことをけっこう前から『伊澤に勝てるのは私だけ』とか『伊澤じゃ女子格(のエース)になれない』とか言ってるんですけれど、実際試合が決まりそうになるといつも逃げちゃうので、逃げるくらいなら最初から名前出すなよって思います」と、対戦が検討されていたRENA(シーザージム)に辛辣なコメントをした。
その後、RENAが自身のInstagramを更新。「オファーをいただいていた大晦日の『RIZIN DECADE』に出場するために準備を進めていましたが練習中に膝の内側靱帯を損傷してしまい出場を断念することになりました。
榊原さんはじめRIZIN関係者の皆さま、練習に協力してくれたジムの関係者、そして何より私の試合に期待してくださっていたファンの皆さまに心からお詫び申し上げます。
今回は、私がMMAデビューをさせていただいた2015年のRIZIN第1回大会から記念すべき10周年大会。榊原さんからも、RIZIN旗揚げ戦から参加してくれたRENAには是非出場してほしいと有り難い言葉もいただいていたので、今週の月曜日まで色々な治療を施してなんとか回復できないか頑張ったのですが普通に歩く状態までも戻せませんでした。
まずは怪我を治して練習できる状態に戻したいと思います。復帰を目指して頑張りますのでよろしくお願いします」と、分厚いサポーターのようなものを左足に巻いた痛々しい画像と共に投稿した。
【写真】左足に分厚いサポーターのようなものを巻いた画像も(C)RENA
会見終了後の囲み取材で、榊原信行RIZIN CEOはこの件について「RENA選手は日本に戻ってから出稽古に行った時に痛めてしまって、体重を落とすための基礎的な走り込みだとか調整が出来そうにないと。本人の名誉のために言うと逃げたわけじゃなくて、本人もやるということで準備を整えて調整を進めた中で怪我をしてしまった」と説明していた。