(C)ゴング格闘技
2024年11月28日(木)、東京・後楽園ホールにて『Fighting NEXUS vol.37』が開催された(※詳報・写真は後ほど追加)。
▼Fighting NEXUS初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦
NEXUS MMA 5分3R ミドル級83.9kg契約
〇佐藤龍汰朗(坂口道場一族)
[判定3-0] ※30-27×3
×将斗(AACC)
1R、将斗サウスポー構えの佐藤はワンツーからシングルレッグ。片ヒザ立ちの将斗は金網背に立ち上がり。そこに右差しで左ヒザは佐藤、左ヒジも突きシングルレッグテイクダウン。すぐに立つ将斗。佐藤はヒザ、ボデイ打ち。離れる将斗は佐藤にボディロックテイクダウン。足狙い前転の佐藤を亀にさせるとバック、リアネイキドチョーク狙い。そこから腕十字も、際で立つ佐藤は上からパウンドでゴング。
2R、右ストレートの将斗に佐藤は組み際のヒザ連打。さらにニータップでテイクダウン、バック奪取。4の字組み際に立つ将斗に佐藤は前転からヒザ十字狙い、ニースライサー! 背中を見せた将斗のバック狙い。フルガードに戻した将斗は腰を切り腕十字も、察知の佐藤は中央に。フルガードで下の将斗。中腰からのパウンドの佐藤に草刈を狙うが、崩れない佐藤が上でゴング。
3R、近い距離で入り際にバッティングの両者、左頭部から出血の将斗にドクターチェック。再開。将斗の左を潜ってバッククリンチの佐藤が後方にそり投げ、キムラ狙いの将斗を潰してマウント、バックからパウンド。4の字の際で立つ将斗は右ミドルも、詰めて右のクリンチボクシング連打は佐藤。そこで組んでバッククリンチの将斗。正対した佐藤のヒザがローブローとなり中断、
再開。右を振って前に出る将斗に佐藤も左を突き、ダブルレッグテイクダウンでゴング。判定は30-27×3で佐藤が勝利、Fighting NEXUS初代ミドル級王者に輝いた。
ベルトを肩にかけた佐藤は「最後はKO・一本でなくてすみません、でも僕は将斗君とやれて楽しかったです。3戦目とは思えない。今日は自己満で。僕は来年、海外に行きます」と語った。