AbemaTVは9月25日、「格闘チャンネル」にてONE Championshipが東京・両国国技館で開催する第100回記念大会「ONE: CENTURY 世紀」を、10月13日(日)午前8時の第1部から第2部終了の15時間にわたり完全生中継することを発表した。
「AbemaTV」が完全生中継を行う「ONE: CENTURY 世紀」は、「ONE」史上初となる2部興行で開催され、午前8時から開始の第1部では、メインイベントにてアンジェラ・リー(シンガポール)とション・ジンナン(中国)が、3月大会とは立場を変えて、ONE女子アトム級世界タイトルマッチをかけ再戦で激突する。
日本人選手は、第3試合に先陣を切って第5代フライ級キング・オブ・パンクラシストの仙三が登場。フィリピンの名門チーム・ラカイ所属のリト・アディワンと対戦する。
次いで第4試合では「AbemaTV」の格闘ドキュメンタリ番組『格闘代理戦争3rdシーズン』優勝者の平田樹が“ONEのアイドル”リカ・イシゲを相手に2連勝に挑む。第2試合に登場するユン・チャンミンとともに、AbemaTVリアリティショー出身の2人はここで勝つと上位進出が見える勝負の一戦となる。
第5試合にはUFCのトップ選手として活躍しながらも5月のONEデビュー戦以降、勝ち星がないなかで、まさに“崖っぷち”となる一戦に臨む岡見勇信が出場。6月の上海大会で秋山成勲とフルランドの死闘の末、秋山を判定で下しているマレーシアのヒーロー、アギラン・タニと対戦する。
そして第7試合には8月のマニラ大会でゲジェ・ユースタキオを相手にKO勝利を飾った若松佑弥が登場、勝てばタイトルマッチも見えてくるキム・デファンとの日韓対決に挑む。
いずれもキャリアの浮沈を賭けた大勝負が待ち受ける。さらに、北米でも知名度が高い元UFC世界王者のデメトリウス・ジョンソン、エディ・アルバレスらが登場、優勝賞金1億円がかかったグランプリ決勝戦も行われる第1部は、午前中から超濃厚な生中継になりそうだ。
午後4時から開始となる第2部では、メインイベントでアウンラ・ンサン(ミャンマー)とブランドン・ベラ(フィリピン)が、ONEライトヘビー級世界タイトルマッチをかけ激突する。
日本人選手で最も注目が集まるのは、第7試合で5カ月ぶりの「ONE」再起戦に臨む青木真也。5月の前戦ではクリスチャン・リーにTKO負けしており、再起戦の相手はチーム・ラカイのホノリオ・バナリオ(フィリピン/14勝9敗)に決定している。バナリオは2019年は1月にローウェン・タイナネスに1R TKO負け。8月にパク・デソンに判定負けと2連敗中で、青木が格上となるが、ラカイの打撃に加え、接近戦に強いラフな攻撃はハマれば脅威で、青木にとって油断のできない相手となる。
そして、第5試合には、V.V Meiが2年ぶりに「ONE」のリングに登場し、ジェニー・ファン選手と対戦する。
また、第2部では修斗vsパンクラスの全面対抗戦が予定されており、第1試合では、修斗世界ライト級王者の松本光史vsライト級キング・オブ・パンクラシストの久米鷹介、第2試合では、修斗世界ウェルター級王者のエルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)vsウェルター級暫定キング・オブ・パンクラシストの手塚裕之、第3試合では、修斗世界バンタム級王者の佐藤将光vsバンタム級キング・オブ・パンクラシストのハファエル・シウバ(ブラジル)、第4試合では、修斗世界ストロー級王者の猿田洋祐vsストロー級キング・オブ・パンクラシストの北方大地の4試合で対抗戦が繰り広げられる。
さらに、AbemaTVでは、1部終了時(午後2時30分予定)からは、放送席に特別ゲスト(キャスティングは後日発表予定)を迎え、1部で行われた激闘を振り返るほか、2部の見所をたっぷりと紹介する特別番組を放送するなど、15時間にわたり「AbemaTV」ならではのスペシャルラインナップで「ONE: CENTURY 世紀」を放送する。
今回の生中継のコンセプトは、マッチメイク決定後に青木真也が自身のnoteに発した「舐めんじゃねぇとは思ってる」という言葉から発案された「舐めんなよ、ジャパニーズMMA。」。
特に日本人選手にキャリアの浮沈を賭けたカードが多く組まれていることから、AbemaTV「格闘チャンネル」では、日本を代表するファッションブランドであるヨウジヤマモト社が運営する「Ground Y」から衣装提供を受け、「舐めんなよ、ジャパニーズMMA。」をコンセプトにしたキービジュアルが製作されている。
困難な新時代に漕ぎ出し世界に向かって「舐めんな!」と叫ぶアスリートたちの可能性を、スタイリッシュに表現したキービジュアルから、青木真也のビジュアルは、9月24日(火)発売の格闘技専門誌『ゴング格闘技』の裏表紙にも採用。同誌には青木のロングインタビューも掲載されている。
また、AbemaTV「格闘チャンネル」では、10月5日(土)、6日(日)の2日間にわたりベルサール渋谷ガーデンで行われる「マーシャルアーツ・ファンフェス」内で開催される『ONE WARRIOR SERIES』も5日(土)昼1時から独占生中継。
なお、6日(日)に開催される「ONE STREET FIGHTER トーキョー・チャレンジ」の日本語実況解説付き生配信は、CyberZ が運営するゲーム実況やオリジナル番組、 e スポーツ大会の配信などが楽しめるゲーム動画プラットフォーム「OPENREC.tv 」にて視聴が可能。世界最高峰の格闘家とプロ格闘ゲーマーが集結する最高のエンターテイメント「マーシャルアーツ・ファンフェス」にも注目だ。
ゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv 」は、国内最大級の e スポーツスタジオを完備した「 OPENREC STUDIO 」を2018年に都内にオープンしている。
■『ONE WARRIOR SERIES』 概要放送日時:10月5日(土)昼1時~ (予定)放送チャンネル:格闘チャンネル
■『ONE マーシャルアーツ・ファン・フェス』 概要開催日時:10月5日(土)、6日(日)10時~18時30分(最終入場は17時30分)開催場所:ベルサール渋谷ガーデン/東京都渋谷区南平台町16ー17 住友不動産渋谷ガーデンタワー1F B1
■AbemaTV完全生中継『ONE Championship 日本大会』 概要放送日時:10月13日(日)午前8時~夜11時(予定)放送チャンネル:格闘チャンネル1部視聴URL2部視聴URL※試合延長などにより、放送時間が変更になる可能性あり。