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【RIZIN】YA-MAN「格ヲタから下に見られている」と憤慨、ダウトベック撃破で「エンタメ枠じゃねえ。俺がガチだと認めさせる」

2024/11/20 14:11
 2024年12月31日(火) さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の追加対戦カード発表記者会見が、11月20日(水)都内にて行われた。  RIZINフェザー級(66kg)5分3Rで、YA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs.カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)が決定。  YA-MANは「今回の試合で俺はエンタメ枠じゃねえぞってことを、RIZINファンに俺がガチだってことを認めさせるためにね。ダウトベック選手は今8連続KOしててRIZINでもずっと勝っていますし、RIZINの中でもトップ選手の一人だと思うので、ここで勝ってRIZINファンにYA-MANという存在をガチなんだと認めさせようと思います。試合自体は必ずどっちかが倒れる、失神するような試合になると思う。もしかしたら俺が失神しているかもしれないし、もちろん俺が失神させるつもりでやるつもりですけれど、どっちが倒れているか分からないですね。そんな試合になると思うので1Rから目を離さないようにしてください。お楽しみにしていてください」と、KO必至の一戦になるとコメント。  ダウトベックの印象は「打撃面、ボクシングも含めてキックボクシング、ストライキングは全部自分の方が上だと思っているので、苦し紛れに組んでくると思っていますね。ストライキングは確実に俺の方が強いと思っています」と評する。  サウスポーで上下に散らしてくる、KOする力のある打撃をどう思っているかと聞かれると「(ダウトベックが)今までRIZINで戦ってきた選手は自分ほど打撃が上手くないので、そういった選手が下がっているところに上手くパンチを合わせているだけかなと思う。ストライキングが強い選手とはやってない印象で余計に強く見える感じなので。あとは…これは作戦なので言わないです(笑)。ボクシングのカザフスタン王者だったと思うのでそこは警戒しますが、ボクシングじゃないので。蹴りもありますし。ボクサーの王者がキックボクシングをやったら強いのかと言ったら全然違うと思うので。打撃という部分では自分の方が上回っていると思います」と自信を見せた。  ガチだと認めさせたい、との発言の真意を問われると「SNSを見ると格ヲタからちょっと下に見られている。YA-MANだろって、YA-MANに勝っただけじゃん、エンタメ枠だろ、みたいなことを言われるので、今回の試合でそこを払拭していきたいと思っていますね」と、実力を示す一戦にしたいとする。  10月の『FIGHT CLUB.2』では試合2日前に木村“フィリップ”ミノルとの試合が消滅。モチベーションの低下など影響はなかったかとの質問には「試合2日前に逮捕されたってニュースで知って、その時から切り替えましたね。年末へ向けて切り替えようと思って、その日の夜から柔術の練習をしていました。だから別にメンタルのダメージはないけれど、金銭のダメージは大きいです(笑)。金欠なので最近タクシーに乗るのをやめて電車に乗るようにしています」と笑った。  そのマイナスを取り返すくらいの勝ち方を大晦日でするつもりか、との問いには「もちろんKOボーナスは狙っています。いつも以上にKOを狙っていこうと思っています」と、赤字を補填したいとした。  また、今大会では同じフェザー級で久保優太vs.ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)も決定しており、強豪にストライカーが挑むという図式に。意識するところはあるかと聞かれたYA-MANは「試合内容で久保選手が面白いと思ったことがないので。確実に自分の試合の方が面白い試合になるんじゃないですかね」と言い放った。  両者が勝てば、フェザー級タイトル戦線で一気にコンテンダーになる可能性はあるかとの質問を受けた榊原信行RIZIN CEOは「YA-MANの相手のダウトベックも久保の相手のシェイドゥラエフもそうだし、RIZINの中で今年輝いた外国人選手としてはナンバー1・2くらいで。その2人が勝ち方も含めて衝撃的なものをファンのみんなに届けたと思います。この2人に勝つことは、王者を頂点とした中でかなりランクアップする試合になることは間違いないですね。当然、勝ちっぷりも含めて評価したうえで来年のタイトル戦線に絡んでいく切符を手に入れることになると思います」と答えた。 〇ダウトベックのコメント「前回の試合からまだすぐに試合が組まれ、伝統的な大晦日大会に出場できるのが光栄だ。対戦相手はキック界のスターで最近MMAに転向し、戦績では測れないほど深い格闘技の経験値を持っている相手だと思う。格闘家としてリスペクトしており、決して過小評価はしていない。この試合はどっちがより危険なストライカーかを決める試合だ。この試合で自分からテイクダウンをするつもりはないが、同時にMMAというものの奥深さを見せたいと思っている。  この試合はファンが求める内容になる。それに勝った者がタイトルマッチに近付くだろう。日本で試合をするたびに私を支持する人たちが増えているように感じ、それは私にとって言葉では現わせないくらい尊いことだ。応援してくれるファン、特に当日会場に足を運んでくれるファンに心から感謝したい。必ず皆さんの期待に応えるのと当時に、記憶に焼き付くような試合をしたい」
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