ヒジ打ちありの55kg日本人最強決定トーナメント準決勝・決勝を争う(左から)古村、森岡、壱、前田
2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館『K.O CLIMAX 2024』の記者会見が、11月11日(月)都内にて行われた。
前日10日にNJKF後楽園ホール大会で行われた「KICKBOXING JAPAN CUP ヒジあり55kg最強決定トーナメント」開幕戦を勝ち上がった壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)、古村光(FURUMURA-GYM)、森岡悠樹(北流会君津ジム)、前田大尊(マイウェイジム)の4選手が会見に出席。今大会では準決勝・決勝戦が行われる。
山口元気KNOCK OUT代表は「どう組み合わせを決めるかと考えた時に、壱と古村は最近やったばかりなので、この2人に当たる選手を抽選で決めようかなと思います」と、まず壱と古村は準決勝で当たらないようにするとし、森岡と前田で抽選を行うと発表。
森岡と前田がじゃんけんで封筒を選ぶ順番を決め、勝った森岡が先に封筒を選んだ。その封筒に入っていた名前は、前田が壱、森岡が古村で準決勝の組み合わせが決定。
森岡は「他3選手が自分の持ち味を出して勝てたけれど、自分は全然出せずにこれで勝ち上がっても悔しい思いをしているし、鬱憤が溜まっているので、攻撃力が高い古村選手に決まってその鬱憤を晴らせるように、盛り上げるように頑張りたい」と、1回戦の鬱憤をぶつけたいとする。
古村は「森岡選手とは何年ぶりかの試合(2020年12月に対戦=延長戦で古村が判定勝ち)だけれど、正直申し訳ないけれどボッコボコにして優勝しか見てないので。まず自分が4月にベルトを失ってメンタル的にもやられて苦しかったけれど、こうして頑張れているのは今の(栗秋)和輝さんや兄貴、龍聖だったり、チームのみんなが支えてくれて今があるので、それを年末に成長した姿を見せられたらなと思います。せっかくのヒジありルールなのでボッコボコに、血まみれにしまくってこのトーナメントを締めたい。血祭りにします」と宣言。
唯一のKNOCK OUT勢ではない、最年少19歳の前田は「壱選手はこの中で一番喰えたら美味いなって選手なので、チャンスなのでワクワクしています。1回戦で一航選手に勝てて自分の可能性を信じることが出来たので、それを信じて優勝まで進んでその先の人生を歩んでいきたい」と、NJKF勢の優勝候補だった大田一航を破ったことで自信がついたという。
KNOCK OUT勢の優勝候補・壱は「昨日NJKFの代表選手に勝って、準決勝はイノベーション代表選手に勝って、決勝ではKNOCK OUT代表と片方(森岡)はスックワンキントーンの代表でもあるので、形としては3団体の代表に勝って優勝できるっていう一番美味しい形だなと。僕の最強を証明できるなと。結局、蓋を開けてみたらKNOCK OUTの代表が全員勝って、自分が戦ってきた舞台は間違っていなかったんだなと自信にもなったので、12月30日横浜はKNOCK OUTメンバーで盛り上げます」と勝利宣言した。
以下、会見での質疑応答。