▼ウェルター級 5分3R
〇村山暁洋(暁道場)#5位/第9代同級王者 24勝14敗9分 77.55kg
[判定3-0] ※29-28×3
×川中孝浩(BRAVE GYM)前GRANDウェルター級 王者 17勝11敗 77.4kg
2年間、MMAでの勝ち星が無い両者。元ウェルター級王者の村山だが、2023年6月の林源平戦、2024年5月の押忍マン洸太戦では、得意の柔道ベースの投げ、極めを防がれて2連敗中。
川中はGRACHANで2連勝後にPANCRASEに参戦も、2023年9月に押忍マン洸太に1R KO負け。12月に佐藤生虎に1R TKO負けでこちらも2連敗中。
ウェルター級は、住村竜市朗の王座返上で9月29日に押忍マン洸太と佐藤生虎が「王座決定戦」に臨むなか、元王者は再浮上のきっかけをつかめるか。川中もPANCRASEで初白星なるか。両者、この一戦にすべてをかけて再起を目指す。
1R、オーソの村山に、サウスポー構えの川中が右を突いて組むが、村山は小手で組み手作り払い腰テイクダウン! 下の川中のアームロック、足関節をかわしてマウント。背中を見せた川中にバックマウントからパウンド! そして腕十字、最後に顔に足をかけるもホーン。3者10-9で村山支持。
2R、同じように左右を振る川中に1R同様に小手巻き払い腰テイクダウンの村山! ハーフから肩固めを極め、足を抜きマウントから肩固め。両手クラッチで凌ぐ川中に、村山はバックからボディトライアングルでリアネイキドチョーク狙い。送り手を掴む村山に、脇を潜った川中が防御し、ホーン。3者10-9で村山支持。
3R、右前手を突いて金網に詰めて組んでダブルレッグテイクダウンの川中。返そうとする村山を押さえ込んでサイドを奪取。鉄槌、ヒジを落とすと村山はいったん亀になるが正対でハーフになるも背中を着かされる。
左腕をオーバーフックする村山に、川中は右手でパウンド。残り10秒でフックガードに戻して跳ね上げた村山はスイープ! トップから鉄槌、川中のレッスルアップにギロチンチョークでマウントを奪い、ホーン。
判定3-0(29-28×3)で村山が勝利した。