(C)PANCRASE
2024年11月10日(日)東京・ニューピアホールで開催される『PANCRASE 348/349』の前日計量が9日、都内にて行われた。25日の事前会見のコメントとともに紹介する。
なお、昼大会の『PANCRASE 348』のフェザー級で遠藤来生(65.8kg)と対戦予定だったシュウジ ヤマウチが減量中に脱水症状を起こし救急搬送されたため、計量を欠席。遠藤との試合は中止となっている。
PANCRASE 348
11月10日(日)東京・ニューピアホール
開場12:00/ 開始12:15
▼フライ級 5分3R
大塚智貴(CAVE)#3位/2021年NBTストロー級優勝 7勝4敗 56.95kg
秋葉太樹(パンクラス大阪稲垣組)#4位 12勝14敗1分 57.0kg
◆大塚「1ミリでも秋葉選手を上回って勝てればいい」
「100%の自分が仕上がったんで。明日は暴れてやるんで期待しといてください。
今回は繰り上がり(※松本光史vs.鈴木悠斗が松本の怪我で中止)という形ではあるんですけど、メインイベントということで、ベテランの秋葉(太樹)選手と戦えることをすごく嬉しく思います。秋葉選手だったら絶対面白くない試合にはならないので、メインイベントを期待してください。お願いします。
(秋葉の印象)すごいベテランの経験豊富な選手なんですけど、若手みたいなアグレッシブな試合をする印象ですね。
(秋葉戦に向けた練習は)秋葉選手相手に楽な試合とか、きれいな試合ができると思ってないので、1ミリでも秋葉選手を上回って勝つことができたらいいなと。ドロドロの試合になっても勝てるように準備しています。
(メインの実感は?)嬉しいことは嬉しいですけど、繰り上がりなんで今のところ、あんまり実感ないっていうか。僕、第1試合を2回やってるんですけど、そっちの方がすごい緊張しましたね(笑)。
(インイベンターとしての自覚は)自覚って言われると難しいんですけど、第1試合であろうがメインだろうが、もう本当必死にやるだけです。あんまり試合順は関係ないですけど、さっきも言った通り、秋葉選手とだったら絶対面白い試合になるんで、大いに期待してください。
(どんな試合で勝ちたい?)前回みたいなKOになるかもしれないし、本当ドロドロの泥試合で判定になるかもしれないんですけど、さっきと同じ言葉になっちゃうんですけど、秋葉太樹を1ミリでも上回れたらいいなって思ってます。
(前回の山﨑聖哉戦は殻を破ったような試合だったが得たものは)
そうですね。本当は僕、打撃強いんですよ。でも、それがなかなか試合で出せなくて、自分自身すごく悩んでたんですけど、前回ああいう、いい勝ち方ができたんで、すごく自信にもなったし、これからもすごいKOを見せられると思ってます、自分では。
やっぱり、ノックアウトっていう結果がついたこと、これから上がっていく選手を倒したっていうことでは、だいぶ何か気持ち的には変わりました。すごい自信になりました」
秋葉(※計量後コメント)「お互い譲れないものを奪い合う激しい試合を」
「明日メインに昇格できたので。メインに相応しい、お互い譲れないものを奪い合う激しい試合をしたいと思うので、応援よろしくお願いします」
▼バンタム級 5分3R
矢澤 諒(パンクラスイズム横浜)#バンタム級7位・5勝5敗 61.25kg
松井斗輝(THE BLACKBELT JAPAN)フライ級#8位・2勝1敗 61.5kg
◆矢澤「最初からフルスロットルで」
「試合は絶対会場が盛り上がるような試合になると思うので、皆さん楽しみにしていてください。
(松井斗輝の印象)組みも打撃もすごいレベル高く上手い選手だなと思います。
(約1年ぶりの試合となった理由)去年の11月の試合で両手ちょっと壊しちゃって、復帰まで1年ぐらいかかっちゃったって感じです。怪我してる期間も試合に向けて準備してたんで、やってやろうかなっていう感じでした。
(両拳の状態は)それは僕の拳に聞いてみないと分からないんで、僕からお答え出来ません。
(火の出るような打撃が魅力だが、拳を怪我しての変化は?)それで思いっきり打てなくなっちゃうんだったら、それは矢澤じゃないと思うんで、試合を楽しみにしてください。
(どんな勝ち方をしたい?)最初からフルスロットルで、しっかりKOします。
(周囲から打撃戦を期待されるなかそれに乗るか、それともMMAというのを見せたいか)あんまり考えてないですね。思いっきりパンチを振り回して行きます」
◆松井「たくさんの方に感謝の気持ちがある。気持ちを見せて全力でやる」
「また試合を組んでくださってありがとうございます。階級を上げて、また一からのつもりで全力で戦います。いろいろ皆さんにご迷惑をおかけして1年ぶりに試合をします。この1年いいことが無かったので、年内に試合をやらせてくほしいっていう自分のわがままを伝えて、11月に決めてもらいました。
(階級を上げたのは)フライ級で体重を作れなくて無理だなと思って階級を上げました。フライ級ではキツイっていうことで、 階級を上げてやるしかないっていうので変えました。
(矢澤諒の印象)パンチの一発があってパワーある選手だと思います。
(バンタム級でどう上がって行きたい?)最初の方(プロデビューから3戦目まで)はバンタム級だったんですけど、次からしっかりまたバンタム級でやるんで、やってみないと分からないですけど、しっかり戦おうと思っています。
(どんな試合を?)たくさんの方に感謝の気持ちがあるので、気持ちを見せて全力でやるだけです。
(何か変えた部分は?)変えた部分は特に無いんですけど、体重管理だったり体調管理だったり、そういうのを以前よりもしっかりやるようにしました。
(この試合の先は?)今回の試合のことしか考えてなくて、とりあえず年内にもう1回試合をやりたいってことで組んでもらったので、勝てばまたランキング入ると思うんですけど、勝ってからちょっと考えます」
【第30回ネオブラッドトーナメント】
▼バンタム級 決勝戦 5分3R
山口怜臣(TIGER MUAY THAI/ALIVE)2勝1敗 61.65kg
荒田大輝(パラエストラ八王子)3勝 61.5kg
◆荒田「1Rでしっかりフィニッシュしたい」
「ネオブラ決勝としてしっかりフィニッシュして圧倒して勝ちます。(山口怜臣の印象)アマチュアエリートなので、寝技も打撃も両方できる選手だと思います。打撃ができてガーッと来て、寝技を組んでくるというイメージなので、しっかりそれも切って自分の試合をして圧倒的に勝ちたいと思います。
(今まで3連勝だが、今回どのように勝ちたい?)1Rでしっかりフィニッシュしたいと思っています。
(勝利後の展望は)ベルトを欲しいので、上位のランカーの人とやっていきたいと思います。
(若手が台頭してきているパラエストラ八王子勢の同僚から受ける刺激は)すごい刺激あるんで、毎日いい練習が出来ているので、しっかりそれを試合で出せるように自分も頑張って、またジムで盛り上がっていけたらいいなと思っています。
(塩田GOZO代表からのアドバイスは)いつも通りやれば勝てるって言われてるので、しっかりいつも通りやって、圧倒して勝ちたいと思います。
(名を上げるチャンス?)しっかり強さを証明して、名前をみんなに覚えてもらえたら嬉しいと思ってます。
(どこを見てほしい?)自分の寝技、打撃、そうですね、MMA全部見てほしいですね」
◆山口(計量後コメント)「心技体すべて過去最高」
「今回、心技体すべて過去最高の状態でやってきました。明日は逆にそういうのは考えずにすべて(邪念は)捨ててやり切りたいと思います。お願いします」
▼バンタム級 5分3R
小原統哉(THE BLACKBELT JAPAN)4勝2敗 61.4kg
久保達也(BRAVE GYM/初参戦)2勝 61.0kg
▼バンタム級 5分3R
山木麻弥(ALIVE)1勝 61.3kg
宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)3勝1敗 61.5kg
▼バンタム級 5分3R
宮島夢都希(KRAZY BEE)5勝2敗 61.2kg
千種純平(パンクラス大阪稲垣組)4勝 61.05kg
【中止】
▼フェザー級 5分3R
シュウジ ヤマウチ(TEAM YAMAUCHI)#7位 21勝11敗
遠藤来生(Power of Dream Sappor)#8位 14勝11敗3分 65.8kg
※ヤマウチが減量中に脱水症状を起こし救急搬送されたため、計量を欠席。試合中止に。