キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】吉岡龍輝が初回KOで決勝へ進出、数島大陸が神の左なら「僕のは"魔の左"ですかね」

2024/11/02 18:11

▼第1試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
△小路督也(BLOW GYM)
ドロー 判定0-0 ※28-28×3
△仁(LEGEND GYM)


 今回がプロデビューとなる小路と9月に1RTKO勝利を奪い2か月連続でDEEP☆KICKに参戦となった今回がプロ2戦目となる仁の1戦。


 試合は1R、早々からカーフ連打で仁がじわじわ圧をつめていくと左フックで早速ファーストダウンを奪う。その後も自慢のパンチとカーフでどんどん前に出る仁、小路はやや下げられるも回復が見えるとストレートにフック・ローと着実にショートのパンチを細かく返していく。といってもダウンを奪った仁がこのまま優勢に進めるかと思いきや1R後半からはスタミナ切れかやや仁の手数が減った印象。


 そして2R、それは顕著に表れた。フックにカーフと威力は見えるがやはり手数が少ない、逆に小路は調子を上げていき左フックにストレート、ローにボディ、パンチ連打と圧倒的にヒットを稼ぎラウンド終盤にはダウン寸前まで仁を追い詰める、2R終了時点でのオープンスコアは3者共に18-19で仁を支持。


 最終ラウンド、仁は開始直後から左右のフック連打で前に出ると小路もこれに応じ互いに早々に打ち合いの展開となる。互いにここでダウンを獲りたかったところだが取るには至らず、そして2R同様に小路がパンチをまとめていく展開となる。ラウンド終盤、スタミナ切れも相まって倒れる寸前に見える仁、しかし小路もスタミナ切れと見える。それでも逆転に向け何とかダウンを獲りたい小路だがここで仁にローブローを当ててしまい、試合が一時中断する。


 再開後、残り30秒は互いにややスタミナも回復したか息を吹き返し左右のフックで打ち合うが倒すに至らず試合終了、結果は3者共に28-28でドロー。互いに次への課題が見えた1戦となった。

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