キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】吉岡龍輝が初回KOで決勝へ進出、数島大陸が神の左なら「僕のは"魔の左"ですかね」

2024/11/02 18:11

▼第2試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
×香川 刻(Blaze)
判定0-3 ※18-20×2、17-20
◯仁保彩晴(LEGEND GYM)
※香川刻が偶発的なローブローを被弾、続行不可能と判断されたため2R2分47秒時点での判定


 DEEP☆KICK-55kg契約のワンマッチ、前戦にて嬉しいプロ初勝利を飾り今回がプロ3戦目となる香川と4月にプロデビューを飾るもTKO負け、次こそはと意気込む仁保が対戦。


 1R、互いに速いステップからロー・カーフと絡めながらストレートにジャブ・フックで攻め合う。目まぐるしく攻防は立ちかわっていき香川がストレートから膝にローとヒットさせると仁保はストレートにフックと合わせると後半にはカーフを連続でヒットさせ香川の足を流させる。


 続く2R、前ラウンドに引き続き香川がパンチをまとめるか仁保がカーフを合わせるかと期待されるも開始早々に香川がローブローを被弾し試合がストップする。再開後、リングを周りながら左ミドルにストレートと膝で繰り出す香川に仁保はじわじわ圧をかけストレート、カーフと放っていく。中で仁保はロープ際で香川をパンチラッシュで詰めていくと香川はロープにもたれるような形となりダウンが宣告、仁保がファーストダウンを奪取する。


 しかしダメージはないか、再開後、取り返すといわんばかりに今度は香川がストレートにフックと連続で当てていき仁保をコーナーに追い詰めるなど攻勢を見せる。すると流れで再び香川はローブローを被弾、回復を待ったが規定時間内での回復が見込まれないと判断され、試合終了が宣告。大会規定によりタイムの止まった2R2分47秒時点での判定となり、ダウンポイントが活き3-0で仁保が判定勝利を収めた。初勝利なだけに嬉しくないわけではないだろうが、仁保も次はスッキリとした勝利を掴みたい所だろう。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント