(C)ONE Championship
2024年12月20日(金)タイ・ルンピニースタジアムで行われる『ONE Friday Fights 92』(20日午後9時半~U-NEXT配信)で、ONEアトム級キックボクシング(3分3R)として、KANA(日本)vs.アニッサ・メクセン(アルジェリア/フランス)が決定した。
2024年9月にONEとの契約を発表したKANAは、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者に輝くなど22勝11KOの戦績を残してきた。
対戦相手のアニッサ・メクセンは、キャリア103勝6敗で、世界最高の女性キックボクサーの一人として知られる。
メクセンは、2023年12月の前戦『ONE Friday Fights 46』で女子アトム級キックボクシング暫定王座決定戦でペッディージャー・ルクジャオポーロントンと対戦するも判定負け。2024年11月9日のタイ・ルンピニースタジアム『ONE 169:Malykhin vs. Reug Reug』で「初代ONE女子ストロー級キックボクシング世界王座」をジャッキー・ブンタン(米国)と争うことになっており、その約1カ月後に、アトム級でKANAとの連戦に臨むことになる。
KANAは、2022年2月から5連勝も、2023年12月の『K-1 ReBIRTH2』のアントニア・プリフティ戦で判定0-2で敗れており、ONEで1年ぶりの再起戦となる。
KANA「やるだけでなく、必ず勝ちにいきます」
──アニッサ戦のオファーをもらった時の気持ちを教えてください。
「率直に、初戦でアニッサとオファーを頂いた時は驚きました」
──試合に向けてどんな練習をしていますか?
「今はバンコクでずっと練習をしています。朝は走ったりシャドーを繰り返したり動きのイメージトレーニング、午後はミットや実践での練習が多く、寝るか練習しているかの毎日です」
──ONEデビュー戦へどんな気持ちでいますか?
「楽しみも不安も両方ありますが、ONEという舞台への挑戦者なので思いっきり戦って楽しんでいきたいなと思っています」
──この試合はどんな試合になると思いますか?
「イメージは何回もしていますが、相手も必ずこの試合に勝つ対策をしてくると思います。厳しい戦いになるとは思いますが、必ず自分が勝ってスタートしたいです」
──アニッサ・メクセンの印象は?
「110戦以上していてキャリアが長い、そして何より高身長からパンチも蹴りも数がとにかく出る。細かいテクニックも豊富で私自身もアニッサに憧れ、尊敬している選手です」
──どんな形で試合を終えたいですか?
「おそらく相手は110戦以上していてKOされた事がないと思います。チャンスがあれば常に倒しに行く、そのことを忘れず、向かってKOで終わらせる事ができたら最高の形だと思ってます」
──この試合のテーマは何でしょうか?
「試合が一年振りというのもあり、初めてのONEでのリング、計量(※ハイドレーションテストあり)、海外というのもあり不安もありますがそれも含めて全て全力で戦って必ず勝ちます」
──最後に意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
「応援してくれる皆さん、そしてこれから自分の試合を初めて見る方々にしっかりとインパクトを残せるよう、そして自分が一つ目標にしているアニッサとの試合が実現したので、やるだけでなく、必ず勝ちにいきます。宜しくお願いします」